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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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ふつうだと思う 考えさせられる絵本  投稿日:2010/04/11
ピンクがすきってきめないで
ピンクがすきってきめないで 作: ナタリー・オンス
絵: イリヤ・グリーン
訳: とき ありえ

出版社: 講談社
2008年のフランスの絵本。
表紙にインパクトがあったので読んでみました。

男らしさって何?女らしさって何?という問いかけを、投げかけてくる作品です。
文章量は少ないのですが、一つ一つが読み手に考えさせられる文章なので、対象年齢が難しく、フランスの文化を窺い知れる作品です。

どちらかというと、小学生ぐらいを対象に考えた方が良いかも知れません。
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自信を持っておすすめしたい 野菜が身近になる絵本  投稿日:2010/04/04
エディのやさいばたけ
エディのやさいばたけ 作: サラ・ガーランド
訳: まきふみえ

出版社: 福音館書店
文は英国の絵本作家サラ・ガーランド。
絵は、ポットくんシリーズで知られる真木文絵さんによるもの。
真木さんは、英国在住なのでこうした作品が誕生したのでしょう。

物語は、主人公のエディがママに
「ぼく じぶんの はたけを つくってもいい?」と聞くところから始まるのですが、そのママの答えが秀逸です。
「あら すてきね」

こうした環境下は、日本では中々無いのかも知れませんが、こうしたやりとりが親子間では大事。
野菜菜園を自宅の庭に作っていく様を描いているのですが、正に生きた教材があって、子供の心にしっかりと刻み込まれることでしょう。

野菜だけでなく、動植物の食物連鎖の関係も分かりやすく、科学の絵本としてもオススメできます。
読んだらやってみたいと言い出す子供も多いことだと思います。

ただ、パパ不在の家庭だったので、パパとしては一寸残念な気がしました。
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自信を持っておすすめしたい イソップ物語の新シリーズ  投稿日:2010/04/04
イソップえほん ウサギとカメ
イソップえほん ウサギとカメ 作: 蜂飼 耳
絵: たしろ ちさと

出版社: 岩崎書店
イソップ物語を、岩崎書店が新シリーズとして発刊したものの第四巻。
みんなお馴染みの「おおかみがきた」「いなかのネズミとまちのネズミ」「ライオンとネズミ」が既刊になっています。

お話自体はご存知のとおりなのですが、絵が良いです。
どこか日本離れした絵が、実にイソップらしさを醸し出しています。
特にウサギが途中でにんじんを食べて仰向けになって寝ているシーンなんて、何回見てもほのぼのとした気持ちになります。
また、そこに登場するすずめ、もぐらとかの脇役も冴えています。

話自体はもちろん申し分ないものですが、それに相応しい絵なので、是非ともオススメしたい絵本です。
こうした絵本が新シリーズとして発刊されることは、とても好ましいことだと思います。
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ふつうだと思う インパクトのある絵  投稿日:2010/04/04
ニャゴマロのコンテスト もっともうつくしいでしょう
ニャゴマロのコンテスト もっともうつくしいでしょう 作・絵: サム・ロイド
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
表紙の絵に惹かれて読んでみました。
絵のテイストからして、古典的作品かと思ったのですが、イギリスの最新絵本でした。
しかも、ふきげんネコ・ニャゴマロとしてシリーズ化されている第段3です。

ニャゴマロがペットコンテストに出場するという話なのですが、プードルのマダム・マジョルカの策略によって優勝を逸してしまいます。
最後は納得のエンディングを迎えるのですが、話として少し短絡的すぎて絵本としてどうかなという思いが残りました。

マンガシリーズの一話という感じでしょうか?
インパクトのある絵だけに、もっとストーリーに面白みがあればと思わざるを得ない作品でした。
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ふつうだと思う 好き嫌いの分かれる作品  投稿日:2010/04/04
キャベツくん
キャベツくん 文・絵: 長 新太
出版社: 文研出版
我家では、もともと長新太さんのナンセンス絵本は受け容れられなかったのですが、評価の高いキャベツくんならと思い読んでみました。
キャベツくんは、第4回絵本にっぽん大賞を受賞していることもあって期待していたのですが、結果は同じでした。

どうしても、このテイストについていけないのです。
子供だけでなく、パパもそうなので仕方のないことだと思います。

「○○がキャベツを食べたらどうなる?」
という問いに対して、
「こうなる」という次のページにキャベツになった○○が浮かんでいるのです。

このナンセンスなテイストにはまる子にとっては、たまらない作品に違いないことでしょう。
好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。
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自信を持っておすすめしたい シリーズの中では難しい作品かも  投稿日:2010/04/04
わたしはあなたをあいしています
わたしはあなたをあいしています 作・絵: 宮西 達也
出版社: ポプラ社
我家で大人気のティラノサウルスシリーズの第6段。
読後に号泣できませんでした。
何故こんなことを書くかというと、このティラノサウルスシリーズでの評価の基準は号泣できるかどうかと思っているからです。

それだけ、水準の高いシリーズだと思っており、この作品はそうした観点からすると最高レベルではないかも知れません。

でも泣けました。

ティラノサウルスと3匹のホマロケファレとの友情を描いたものですが、住んでいた場所が離れていたので、言葉が通じないという設定です。
それが大きなポイントになっているのですが、小さいお子さんだと理解できないかも知れません。
その設定の説明のために、文章が多くなっているという印象は否めないと思いました。

この作品では珍しく雪が登場します。
一面雪のシーンのティラノサウルスは、新鮮な感じがしました。

「ことばが つうじなくても
 こころが つうじあうことのほうが、
 どんなに ステキで
 たいせつだってこと、
 おまえたちに おしえて
 もらったよ・・・・・ありがとう」

宮西さんならではの珠玉の言葉は健在で、パパに読み聞かせして欲しい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 綺麗な絵が楽しめます  投稿日:2010/03/28
ひつじのロッテ
ひつじのロッテ 作: アヌ・ストーナー
絵: ヘンリケ・ウィルソン
訳: 大島 かおり

出版社: ひさかたチャイルド
2005年のドイツの絵本。
物語は、子ひつじのロッテが他の子ひつじと違って自由奔放な行動をするシーンから始まります。
読んでいると、我家の次男とそっくり。

羊飼いのチャーリーが足をくじくという事件が起こるのですが、谷間の村へ助けを呼びに行ったのはロッテ。
大人のひつじたちが、否定的な意見を繰り返す中、「あたしが行く」と言って突っ走ってしまうのですが、自分の意見を持って行動するロッテに、胸がすく思いがする子も多いことでしょう。

それにしても綺麗なイラストです。
決して精緻に描いているわけではないのですが、特徴をしっかりと捉えていて程よくデフォルメしています。

何と言っても発色が綺麗。
色の魔術師とも言えそうな、出色の絵だと思います。

シンプルだけど、楽しめる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 発想がユニーク  投稿日:2010/03/28
かえるだんなのけっこんしき
かえるだんなのけっこんしき 作: ジョン・ラングスタッフ
絵: フョードル・ロジャンコフスキー
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
1956年のコルデコット賞の受賞作品。
邦訳は2001年。

元の話は、400年以上前のスコットランドの昔話のようです。
それがおはなし歌としてアメリカに歌い継がれ、アメリカ文化として存続しているものを、再話したものです。

お話は単純明快で、かえるだんなが、ねずみのおじょうさんにプロポーズしてから結婚式までを描いたもの。

何と言っても、登場する動物、虫たちのキャラクタ−が実にユニークでひきつけられます。
最後のオチも、そうきたかと納得する出来栄えで、完成度の高い作品だと思います。

それにしても、かえるとねずみの結婚という取り合わせは、なかなかピンとこないのですが、国柄というのもあるのでしょうか。
その発想自体も楽しめるオススメの作品で、歌が基本になっているからか、とても読み聞かせしやすい文体となっています。
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なかなかよいと思う 一度は読み聞かせて欲しい昔話  投稿日:2010/03/28
日本の昔話えほん 4 はなさかじいさん
日本の昔話えほん 4 はなさかじいさん 作: 山下 明生
絵: おくはら ゆめ

出版社: あかね書房
日本の昔話を、文 山下明生で新しくシリーズ化したものの第4弾。
ももたろう、かさじぞう、さるかにがっせんが既刊で、以下続刊とありました。
語り継いでいきたい昔話が、こうした新しいシリーズで出版されるのは、非常に好ましいことだと思います。

お話は、ご存知の通り枯れ木に花を咲かせるというところが、大きな見せ場。
丁度桜前線が北上中の今は、まさにこの作品を読み聞かせるに相応しい時期ではないでしょうか。

おくはらゆめさんの絵風が、実に昔話にマッチしているのもオススメのポイントです。
一度は読み聞かせして欲しい作品。
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なかなかよいと思う 幻想的な作品  投稿日:2010/03/22
ふゆのゆうがた
ふゆのゆうがた 作: ホルヘ・ルハン
絵: マンダナ・サダト
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 講談社
2005年の作品。
本書は、メキシコ出版産業会議所の「編集芸術賞(el Premio al Arte Editorial)」を受賞しています。

やはり最初に目を惹くのは、マンダナ・サダトの鮮やかな絵。
ボローニャ国際絵本原画展にて入賞したのが頷けるものです。

お話は、一人留守番をする女の子が、曇った窓に絵を書いているシーンから始まります。
月を描いたら、その中に見えたのが、家に向かってくるおかあさんなのです。
待ち遠しくてたまらない女の子の心情が、まるで詩のように綴られていきます。

どこか幻想的な作品です。
その絵の美しさと心暖まる文章が相まって、心に染み入る作品に仕上がっています。
大人の絵本と言った方が相応しいかも知れない作品です。
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