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素敵なアンソロジー詩集
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投稿日:2009/11/12 |
神沢利子、岸田衿子、工藤直子、阪田寛夫、谷川俊太郎、
まど・みちお、与田準一という7人の詩人。
…なんと豪華な顔ぶれなんでしょう!
46編が収まった、アンソロジー詩集です。
同じモチーフの(例えば、朝・花といった)詩が並んでいます。
編者の市河紀子さんは「どの詩も輝くように」と工夫されたそうです。
息子たちは、『おしっこのタンク』(阪田寛夫)『おならは えらい』(まど・みちお)
『おならうた』(谷川俊太郎)『うんこ』(谷川俊太郎)
のあたりが、ツボ、だったみたい。笑いがとまらなくなっていました。
詩集、といってもすました感じじゃなく、親しみやすいです。
詩と出会うきっかけに、おすすめです。
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ハラハラドキドキ、おなかが、グ〜
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投稿日:2009/11/11 |
さんぼが、トラと出会うところに、ハラハラ…
トラたちの大迫力の争いに、ドキドキ…
そして、最後の「おいしいもの」におなかが、グ〜〜!!
おいしいもの、それは、トラが溶けて「ばた」になって、
その「ばた」でお母さんが作ってくれた「ほっとけーき」。
さんぼは169枚食べたなんてすごい!
よっぽど、おなかがすいていた?それもあるかも、ですが、
トラたちとのハラハラドキドキのやりとりの後の、
ほっとしたせいもあっての 169枚、だと思います。
このおはなし、わたしが子どもの頃親しんだ、唯一のおはなしです。
子どもの私は、トラが溶けてバターになるのを頭の中で描いていました。
奇想天外なストーリーを、ごく自然に受け止めていた「コドモ」の感覚が、
今もよみがえってきます。
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ヨダレをたらしながら見ていました!
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投稿日:2009/11/11 |
ページをめくると、果物の絵があって
「…さあ、どうぞ。」ということばが添えられています。
写実的ですが、ながめるだけの図鑑絵本にあらず!
思わずつまみたくなる美しさ。
ページを次々めくりながら、食べる真似っこ遊びするのが楽しいです。
赤ちゃんの頃、長男も次男もヨダレをたらしながらこの絵本を見ていました。
それは、もちろん「オイシソウ〜」というヨダレでもあるかと思いますが、
中には、「コレ、シッテル〜」の、興奮のヨダレだったかも(笑)。
自分の知っているもの、自分の好きなものが絵本に登場すると、
子どもって、俄然絵本に興味を持つようになりますよネ!
そういう意味で、これは最強のファーストブックといえるのでは…。
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現実と空想の間を行き来しながら
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投稿日:2009/11/10 |
おもちゃのくまの「ふわふわくん」は、アルフレッドが赤ちゃんの時からの友達。
なのに、新しいおもちゃが来てからは、おもちゃばこに入れられたまま…。
この絵本、最初は「ふわふわくん」がおもちゃとして描かれていますが、
アルフレッドの振る舞いに怒って(すねて?)からは、
心を持った存在として、ふわふわくんが動き始めます。
現実と空想の間を自由に行き来できるコドモが描かれています。
当時4歳の次男はこの絵本を好きなのですが、当時9歳の長男はいまひとつ。
現実と空想がごちゃまぜな次男に比べて、長男は、現実は現実、空想は空想、
と区別するような年頃になったからかも。
最後の方の、アルフレッドのお父さんとお母さんが長い棒を持って
やって来た絵には、いつもくすっと笑ってしまいます。
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私も、息子もハマりました
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投稿日:2009/11/10 |
謎につつまれた、巨大チョコレート工場を見学できるのは、
チョコレートの包み紙の中にたった5枚しか隠されていない
黄金切符を引き当てた子どもだけ。
そして、それを引き当てたのは一癖もふた癖もある子どもと、その保護者たち。
ウィリー・ワンカ氏の案内で工場の中を見学しますが、次々と騒動がおこります。
私がこの本を読んだ動機は、クェンティン・ブレイクの挿絵にひかれたからです。
おもしろかったので、当時小4の息子にもすすめました。
すると、「読み出すと止まらない。」とうれしい悲鳴の息子。
奇想天外な出来事にひっぱられて、ぐんぐん読み進めていました。
甘いチョコレートの香りにあふれているけれど、
かなり風刺もきいていてビターな世界です。
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素敵な何かが見つかるよ
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投稿日:2009/11/10 |
虹の根元に金のつぼがあるという言い伝えを聞いて、
にじのねっこをさがしにいった、こぐまのくんちゃん。
そんなくんちゃんに、動物たちは「ただのおとぎばなしだよ」と言います。
でも、くんちゃん、ちゃんと くまの大好物のアノ甘いものにたどりつきます!
夢を追いかけると 、(たとえそれがかなわなくても、別の)
素敵な何かが見つかるよ、という作者のメッセージも読み取れます。
読後温かな気持ちになる絵本です。
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子どもと大人、それぞれの日常!
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投稿日:2009/11/09 |
「じてんしゃのまき」「せんとうのまき」「そうじのまき」
「ふとんをほすのまき」という4つのお話からなる絵本です。
その4つともに共通するパターンがあります。それは、
フンガくんがご機嫌ナナメをしているうちにおかあさんを見失う
というものです。
さて、フンガくんのおかあさん、何をしていたのか、というと・・・
おかあさん同士の立ち話だったり、銭湯で体重をはかっていたり…笑。
あくまでも、おかあさんのペース(かなり天然…笑)で過ごしている!
「ヤダヤダ」に対して、子どもとガチンコ勝負しないといけない時もある。
でも、そうじゃない時は、フンガくんのおかあさんのように、
「大人としての日常」をすごすのも、子どものダダコネと付き合う、
ひとつの方法なのでは。・・・なんて、この絵本を読んで思いました。
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絵本から飛び出して、走り出しそう
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投稿日:2009/11/08 |
「う〜ん、こんなときには、……がほしいわね」
アーミテージさんは、こんな独り言を言いながら、
自転車に次々と装備をとりつけていきます。
ホーン3個の次は、手を洗うためのバケツ・せっけん、お次は修理道具。
や・や・や…??!自転車がこんな風になっちゃっても、懲りないか??!
おそれいります…って感じです。
次男みつやは、すっかり気に入ってしまって、自転車乗る時に
「アーミテージさんってさ〜、おかしいよね…(笑)。」と、
しばらく思い出し笑いしていました。
クェンティン ブレイクさんの絵って、
どうしてこんなにいきいきとしているんでしょう?
本当に絵本から飛び出して、走り出しそうです。
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ジワジワ面白くなっていく絵本
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投稿日:2009/11/08 |
だじゃれが「これでもか」というほど出てきますが、
おじさんは 笑いません。果たして、このおじさんの正体は…?
初めて読んだ日。息子は2人とも、このおじさん同様クスリとも笑わない!
焦りました。私がおもしろい、と思うポイントは、次々にスルーされていく…。
でも、だじゃれの解説ほど、むなしいものもないし。そのまま、終了。
それから、何回か読んでいるうちに、突然笑いのスイッチが入りました。
でも、それが長男には、くやしかったようで、「今度は絶対笑わないから」と
意地になっていました。まったく、にらめっこかよ〜!
この絵本、こんな風にジワジワ面白くなってきたのでした。
買った絵本だから、リピートできたけど、借りた本だったら
笑いのないままになっていたかも(笑)。
読み終わった後、長男は、この絵本に負けじと、自分でだじゃれを考えていました。
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きょうだいバンザイ!
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投稿日:2009/11/07 |
休み時間に友達ひきつれて、兄の教室にやってくる妹。
そして、兄の絵を、友達に自慢している妹。
授業中でもいつでも、姿を見つけると、「おにいちゃーん」と叫ぶ妹。
ああ〜、こうたくん。君に同情します。
しずかだったのは、おたふくかぜで寝込んでいた時だけだったね…笑。
でも、「おにいちゃんだいすき」が服を着て歩いているような妹、カワイイ!!
文章量は多くないけど絵がいろいろ語っています。絵のアソビも楽しいです。
長男が共感すると思って読み聞かせましたが、意外にも次男の方がこの絵本大好きです。
「なんだかんだありつつも、弟妹想いのお兄ちゃん」を感じとってくれたようです。
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