息子とたくさん語り合えました
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投稿日:2020/10/27 |
ソファに絵本を置いておいたら、小2の息子が「あ、ちょっと読んでみようかな」と興味を示したので、「お母さん読んであげよっか」というと、「いや、自分で読む」と黙々と読み始めました。いつもは面白おかしい本が好きな私と息子ですが、この本は気になって手に取ってしまいました。
読み終えた息子に感想を求めると、いやだなぁ、、、戦争は死んでしまったり独りぼっちになってしまうからこわい。と、純粋に戦争を怖がる感想でした。それだけじゃないよ、国が滅びて何もなくなってしまったあとも、戦争の影響は続くのよ、と、再度本を一緒にめくりました。
初めて「難民」という言葉を知った息子と一緒に、地球儀を回しながら、シリアという国がどこにあるか探しました。そして歴史的にどんな場所であるかを話して聞かせました。まだ幼い息子には難しかったかもしれませんが、何か一生懸命考えているようでした。当たり前のようにお友達と遊んだり勉強をしたりすることができなくなる。居場所がなくなる。そんなことがずっと続いたら、それはどれほどの苦痛だろうか、きっと私たちの想像をずっと超えるものなんだろうと思いました。
息子にTwitterで拡散された”#3000Chairs”の話を聞かせると、「受け入れないなんてイギリスはひどいよ」と憤慨していましたが、ドイツやカナダなどの難民受入数と比較した「日本が受け入れた難民の数」を教えると、「え、うそだ、ひどい。どうしてそんなに少ないの?」と、かなりのショックを受けていました。どうしてたくさん受け入れてあげられないのだと思う?と問いかけてみると、子供なりに「遠いから?」「言葉がちがうから?」など、色々と考えを深めているようでした。答えは出ませんでしたが、日本は地続きでほかの国とつながっていないこと、違う考えや文化を持った人と暮らす経験があまりないこと、でも、みんな同じじゃない人たちが地球上にいて、皆がハッピーに暮らせるという世界に子どもたちがいて欲しいことなど、私も久しぶりに頭を使って、息子に一生懸命私の考えを伝えました。
けんかは無くならないし、無くさなくていいと思う。でも、戦争は無くさなくちゃダメだと思う。という息子なりの意見が聞けて、成長を感じました。こういう素晴らしい絵本があると、それを起点に子どもと真面目に語り、考えを深めることができますね。
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いっぱいチャレンジして、いっぱい泣こう!
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投稿日:2020/10/27 |
なんて面白い絵本なんだ!と思って、何度も読み返していたら、作者がすみれさんと書いてあり、おや?と思ったら、なんとなんと1年生の作ったお話で、おじいちゃまが絵を描いて作られた絵本と知り、とっても感激しました。
すみれちゃんが可愛くて、泣きなはれ泣きなはれ、とクスクス笑いながら読みました。一番笑ったのは、宿題をしなきゃならないのに、ランドセルを放り出してアイス食べながらテレビのリモコン持って言い逃れできない状況をお母さんに見つかって大泣きしてるシーンでした。絶対にすぐに見つかるやん!という状況でも、やりたいと思ったら止められないんですね。
いっぱい泣く子はいっぱいチャレンジする子なんだなぁと応援したくなりました。
うちの男の子たちもいっぱい泣きます。泣いてる子をつい抱きしめたくなるのは、成長している姿がうれしいからかもなって思いました。
それから、こんな面白い絵本を作ってくれたすみれちゃんに会いたくなりました。ありがとうございます!
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子どもと過ごす心地よい距離間
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投稿日:2020/10/27 |
先日、どうしても一人で出かけたい用事があり、2歳の息子を夫に託して出かける時に、この本を渡しました。面倒見ておいてねと言うと、本当にしっかり見てくれる真面目な人なので、「このぐらいゆったりでいいのよ」と伝えたかったのもあって。
帰ってきた時には、好き放題おもちゃを散らかして遊ぶ息子のそばに夫が倒れていました(笑)
ちゃんとうんちのおむつは替えてくれてあったし、適宜おやつもあげてあって、なにより息子がご機嫌で過ごしていたことがわかって、とっても嬉しかった!
私には「なんにもいわないの」な夫ですが、「子どもと過ごす、ちょっぴり大変だけど心地よい距離間」みたいなものが生まれたように見えました。
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ずっと、おいしく楽しいものでありますように。
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投稿日:2020/10/27 |
ちょうど週末に学校の遠足が予定されていて、久しぶりにお弁当を作ることになったので、息子と一緒に読んでみました。
我が家は皆、ものすごく食いしん坊で、食べ物の話が大好きです。普段から旬の食材をいかに目利きできたか、そしてうまく入手できたかという話題で食卓が賑わいます。息子は、一度は食べられないと退けたキノコも「これは今しか食べられないレア食材なんだよね〜」と聞くと、「え、なんか美味しそうに思えてきた」とか言ってしまう子です。
食べたものが体のどんな栄養になるのか、なども興味があるようなのですが、この絵本は、食材を買ってくるさらにその前の店頭に並ぶまでのストーリーが描かれているので、色々な食べ物が有機的につながって行く様子を、息子はとっても楽しんでいるようでした。
昨今「食育」という言葉が盛んに使われて、ちょっと過剰じゃないか?なんて、私は少し子育てを窮屈に感じることもあります。なるべく無理のない自然な形で食べ物に興味を持って、息子たちが作ったり食べたりしながら、おいしい、楽しいと思いながら暮らして行けるといいなと強く願いました。
絵が素晴らしく美味しそうで、そぼろ弁当希望だった息子から、「黄色いそぼろの横に玉子焼きも入れて!」とリクエストが来ました。遠足の日は、玉子だらけスペシャル弁当になりそうです(笑)
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私にとってのピッツを思い出していました
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投稿日:2020/10/14 |
小さな息子に読み聞かせてみましたが、ピッツの愛らしくひたむきな姿には、むしろ大人になった今の私の方がキュッと胸を締め付けられる気がしました。それは、子供だった自分よりずっとか弱くて小さな生き物との初めての出会いを思い起こすからかもしれません。
私は読みながら、いつしか子供時代をずっと一緒に過ごした黒猫のロミオを思い出していました。大人になり家を出た私がたまに実家に戻った時は、当たり前のように膝の上に乗ってきて、丸くなって眠っていました。あの体温がふんわりと戻ってきたように思えて、今はもういないロミオを思い、ちょっぴり切なく、温かい気持ちになりました。
「とりしゃん、きれいね」とピッツを指さす2歳の息子が、もう少し大きくなったら、私のお友達のロミオのお話もしてあげようと思います。きっと、お母さんになったまあちゃんの赤ちゃんも、大きくなったらピッツのお話を聞かせてもらえますね。
小さな生き物と育つというのはなんて素敵なできごとなんだろうと思います。
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色合いが最高です
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投稿日:2020/10/14 |
下の子はもう2歳を過ぎましたが、我が家ではまだまだ赤ちゃん扱いなので、大いばりで赤ちゃん絵本読んでと持ってきます。
「ぼーるね」「てんてんむししゃん(てんとうむし)ね」「はちしゃんね」とおしゃべりが止まらなくて、もうこっちが可愛くてたまりません。
さすがSassyといった感じの色の使い方がとっても素敵で、子供もこれは目が離せないだろうなという配色。ずっと絵本に夢中のまま最後まで読み切れます!
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似たようなもの、で片づけてごめんなさい!(笑)
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投稿日:2020/10/13 |
一緒にされた!ってプンプンする時と、間違われちゃった!ウフフって思う時って、ほとんど紙一重だよなぁ、と思いながら読みました。
プンプンしちゃう時点でもう似てることは自覚してるんですよね(笑)
私も、ちょっとキャラかぶるなあの人、という存在は、ずっと気になってしまって、好きだなって思ったり、なんか癇に障るわ、と思ったりしてしまいますが、共にイカしてるんだわと思うことで、ハッピーでいられるんじゃないかなと学んだ気がします。
なんだか無性に炙ったゲソが食べたくなってきました。今夜のおかずにイカが?
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読んだあとのお喋りも楽しい絵本です
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投稿日:2020/08/04 |
ふだんはお兄ちゃんぶって、「オレがな!」とか生意気言い始めてる2年生の長男が、目を細めて「かぁわいい〜!」と繰り返し読み聞かせをねだるペンギンホテルのお話でした。こんなに色んなお客様が嬉しそうにいらして、スタッフのペンギンさんたちも心から楽しそうにおもてなしをしていて、なんてステキなホテルなんだろうって思いました。
シーフードが大好きな息子は、ディナーショーのご馳走メニューを指差し確認し、人間も食べていいのかなぁと非常に気になる様子でした。あれは完全に泊まる気ですね。私は、お部屋のお世話だけじゃなくて、ショータイムまでこなすペンギンさんたちの多才ぶりに感動。とにかくお客様を喜ばせたい気持ちがあちこちに溢れていて、サンタさんに選ばれるのも納得のクオリティだと思いました。(そういえばあのラッパ、不思議でしたね。夜が明けると大きな音が鳴らせるけど、みんなが眠っている夜は、ちっちゃな音しか出せないなんて。本物のサンタさんが泊まったという証拠ですよきっと。)
感想文の苦手な息子の読書ノートには「ほんとうにこんなホテルあったらいいなぁ」と小さく書かれていました。お泊まりするならどの部屋にしようか、オーロラも見たいねぇ、など、お喋りが止まらない息子を、思わずギュッて抱きしめてしまいました。一緒に読むと、子供がもっともっと可愛く思えてしまう魔法の絵本です。
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夏だ!祭りだ!妖怪だ!
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投稿日:2020/08/04 |
夏は怪談話で盛り上がるよ!と張り切ってこわがりの息子と読みましたが、絵が可愛くて面白くて全然こわくないと言われちゃいました。いや、妖怪って怖いのよ?と妖怪辞典を紐解いて、本当はこんな姿なの、と無駄にこわがらせたりしたイケないお母さんは私です笑
妖怪も、お祭りといえば山車なのね、というところが大人的には面白かったです。最終的に風神雷神も参加していて、妖怪っていうか神様来ちゃってるよね、と息子と大笑いしながら読みました。
お祭りを思い切り楽しんでいる妖怪たちに親しみを持ったのか、こわがりさんが今年の夏休みは妖怪の出てくる物語やドラマに夢中です。この勢いで、夜は1人でトイレへ行けるようになってくれるかな?
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小さな悩みが小さなハートを覆い尽くしても。
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投稿日:2020/06/24 |
モジャラビットという苗字からして、家系的にはくせっ毛なのかしらと思いきや、パパもママもつやつやストレート。「あら、ママはパーマあててたのよ」みたいなオチもなく、そりゃ悩むよね、と思いました。とにかくネーミングが突っ込みどころ満載でほんと面白かったです。ウールちゃん、お悩みのところクスクス笑ってしまってホントごめんなさい。
「あしたが来なければいいのに」って思うこと、確かにありますけど、こんな幼稚園に通うような小さな子が言うなんて、切なすぎん??って最初ショックでした。でも、小さな子供の世界はまだ小さくて、ちっちゃな悩みがすべてを覆い尽くしてしまったりするんだったなぁそうだそうだ、私も悲劇のヒロインになりたがったわ、と昔々を思い起こしたりしました。
もし、うちの息子たちのハートがちっちゃな悩みに覆い尽くされて、私がそれに気づけなかったらどうしよう。やっぱりウールのママのように「あなたがそばにいるといいわ」って、愛を伝え続けて行くことが大事なのかなと思いました。悩みに悩む時間も大切に過ごさせてあげたいなぁ。
そのうち勝手に「なんだ、おれ、かっこよかったんやん」って立ち直ってくれたりすることに期待です(笑)
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