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8ママ

ママ・30代・栃木県、男4歳 男2歳

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8ママさんの声

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なかなかよいと思う 小さい子には聞く絵本かも  投稿日:2009/05/31
ももたろう
ももたろう 作: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: フレーベル館
きびだんごで有名な岡山のももたろうは、山行き型とよばれるお話のパターンだと何かで読んだことがありますが、この絵本は、まさにその山行き型でしょう。

「ちょっとひるねをする、いうてぐうぐうねてしもうた」
という具合に、昼寝大好きな桃太郎が出てきます。その桃太郎は、村人と一緒に山へ出かけると、木1本担いで帰ってくるほど力持ちだと表現されています。その力持ちを評価されて鬼退治に出かけるわけです。

たくさん吉備団子を作ってもらう桃太郎もいますが、このお話ではたったの3つ。なので、猿などには半分しかあげません。

いままで読んだ桃太郎とちょっと違いますが、とてもいいかんじのお話だとおもいます。言葉の表現も、さすが、松谷みよ子さんです。絵を書いた方との合作では、赤ちゃん絵本のいないいないばぁがありますが、あの絵の方の作品で、ちょっと抽象的な部分もあるので、小さい子には絵を見る本より聞く絵本かもしれませんね。
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なかなかよいと思う 昔話のすけっとたち!?  投稿日:2009/05/31
ももたろう
ももたろう 作: 松谷 みよ子
絵: 和歌山 静子

出版社: 童心社
山行き型の桃太郎のお話です。

なんと、この本には昔話の助っ人たちが登場します。さるかに合戦の臼や牛のくそ、かちかち山の狸(だったかな)なんかまで、出てきて桃太郎の鬼退治を手伝います。
え?桃太郎ってもっと強かったんじゃないのかな、
それとも、鬼がものすごい強いのかな。
きびだんごも持ってるけど、半分ずつしかあげないし、元気が出ないのでは?など、いらぬ心配をしてしまいました。

絵は、かわいいです。
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自信を持っておすすめしたい 犬猿の仲のエピソード  投稿日:2009/03/21
桃太郎
桃太郎 絵: 齋藤五百枝
出版社: 講談社
とてもすばらしい絵の絵本でした。戦前に描かれたという挿絵は、若武者姿の桃太郎。おじいさんもおばあさんも細かい描写があるので、「写真みたい」、と4歳の息子がいいました。服装も背景も日本らしいし、本当に日本の昔話、って感じがします。

絵本の前後のページに解説があり、昔話・桃太郎のバックグランドがわかるので、こどもが大きくなっても読み続けていかれるような気がします。

ところで、このお話には猿が桃太郎のお供になる場面で、犬猿の仲を示すエピソードが入っています。

猿がきびだんごをもらって桃太郎のお供をすることになったとき、これをみていた犬が怒ってこういいます
「さるなど、いくさの役にたつものか」
すると猿もさけびます
「犬こそ、鬼の顔をみたら、まっさきににげだすだろう」

最初読んだときは、本文から話がそれる気がして気に入らなかったのですが、何度か読み返すうちに犬と猿は本来は仲が悪いと言われていることも教えられていいかな、と思うようになりました。
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なかなかよいと思う 蜂に人間の手足!くそはなし。  投稿日:2009/03/21
猿蟹合戦
猿蟹合戦 作: 千葉 幹夫
絵: 井川 洗涯

出版社: 講談社
ちょっと、内容は個性的です。

たとえば、猿に青柿を投げつけられ死んでしまうカニの話が多いのに、死ななかったり、おなかからザクザクと子ガニが生まれてくる場面があることが多いのに、最初から子ガニも一緒に柿の木を育てていたり、お話としては他のストーリーと異なる部分が多くありました。

とにかく、絵のインパクトがすごかったです。主人公のかにをはじめ、蜂、栗、臼が全部人間の頭の部分についていて、首からしたは人間と同じ体を持っています。ちょっとグロテスク。ちなみに、牛のくそはどのように出てくるんだろう?と思ったら、でてきませんでした。あれ?と拍子抜け。

でも、絵の精密さはこれまで読んださるかにのなかでも群を抜いてトップです。おむすびの米粒ひとつまで描いてあります。これが昭和10年代に出版されていたなんて。おどろきでした。

1冊家に購入するとしたら、、、私は、これにはしないかもしれません。
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ふつうだと思う さるどん、おいらにももいでけろや  投稿日:2009/03/21
さるかにがっせん
さるかにがっせん 作: 岩崎 京子
絵: 長野 博一

出版社: フレーベル館
どこのだかわかりませんが、とっても方言が強い本文でした。

「かにのこどん、おめたち なして なく」
「おらたちの おっかあ さるに ころされちまったんで こまってるとこだあ」

なかなか、4歳の息子に読んであげるのには方言が邪魔して、すっと内容が伝わらなかったみたいでした。

イラストは、とてもかわいらしいです。
ですが、肝心なところで、イラストが情報不足です。
たとえば、留守中の猿の家にみんなが忍び込むところ。本文には、
「そうだんができると、みんなそれぞれ もちばについた。」
とあるだけで、栗がいろり端に、蜂が水瓶に、臼が軒の上に、くそが出口に、という説明がないので、イラストが大切なはず。でも、肝心の猿の家の絵が外観からのものなので家の中はよくわからない。

他にも、最初の方で、猿が赤くなった柿の木に登って、上から青い柿をカニに投げる場面。
猿が木の上で食べているアップの絵のページの次が、青柿がカニにあたっている超アップの絵。
全体像がないので、わかりにくいんです。
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なかなかよいと思う クモがちりぢり!鳥の羽根が飛び散る!  投稿日:2009/03/09
とべ バッタ
とべ バッタ 作・絵: 田島 征三
出版社: 偕成社
我が家は男の子二人兄弟。図書館で借りたところ、ふたりして、絵本に見入っていました。
草の陰におびえて暮らしていたバッタが勇気を出して広い世界に飛び立っていく姿を描いたお話が、ものすごい迫力の絵とともに広がっていくのは圧巻でした。
私は、文章や話の流れや絵の全体像よりは、その細かい筆遣いに目を奪われてしまったのですが、何度か読み込んでいくうちに、バッタがクモに当たって、クモがちりぢりに砕けてしまう絵や、鳥に当たってその羽根が全部とれてしまう絵はちょっとグロテスクだなぁと思うようになりました。
子供たちは、なんで、クモのお顔がこっちにあって、足がこっちなの?とまだよく理解できてなかったみたい。まぁ、男の子だから、いずれ、こうやって虫なんかを木っ端みじんに踏みにじったり、と残虐な遊びを一度はするだろうけれど、、、ちょっと、母親としては、そんな見本にこの絵本がならないといいなぁ。と思いました。
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自信を持っておすすめしたい 笑いは万国共通なのね  投稿日:2009/03/09
ハエくん
ハエくん 作・絵: グスティ
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
メキシコの絵本なのだそうです。あまり本文に訳文っぽい言い回しがないのがとても気に入りました。
なによりお話の展開が爆笑!
最初は意味がわからず、「?」だった子供たち(4歳2歳)も何度か読む内に、最後を楽しみに聞いてくれるようになりました。

挿絵は、あれ?本を汚しちゃったのかな?っておもうような、シワ有りシミありの印刷でまたおもしろい。

原文やもし英訳のがあれば、それも読んでみたい。と思いました。
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なかなかよいと思う たからものはいらないの  投稿日:2009/02/24
ももたろう
ももたろう 作: 松居 直
絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
もものなかから、「ほほげあ、ほほげあ」と生まれてきた桃太郎。なんとも、言葉の流れが気持ちよく、これぞ桃太郎のお話!と感激したのですが、最後の最後で、宝物はいらないからおひめさまを返せ、と言ったのがちょっと引っかかりました。。。宝物もおひめさまも一緒に船に乗せて帰っててほしかったです。いつも、話して聞かせていた桃太郎のお話と食い違ったので息子も「?」って感じでした。
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あまりおすすめしない ももっこ ももっこ おいでよ おいで  投稿日:2009/02/24
ももたろう
ももたろう 作: 松岡 節
絵: 二俣 英五郎

出版社: ひかりのくに
導入の おばあさんがももを持って帰るところがちょっと間延びした感じの内容でした。逆に、鬼ヶ島へ行くと言い出すところが、唐突で、ここで鬼が悪さをするから鬼退治をするというロジックがほしかったと思いました。
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なかなかよいと思う こういう話だったんだぁ  投稿日:2009/02/24
三びきのこぶた
三びきのこぶた 作: (イギリス昔話)
絵: 山田 三郎
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
イギリスの昔話が原作だったのですね、知らなかったです。兄弟のこぶたが食べられちゃうのもびっくりですし、三番目のブタとオオカミの知恵比べの場面があるのはお話を深いものにしています。

単純な3びきのこぶたのお話もわかりやすくていいですが、本物を、というのであれば、こういう本を読んであげたいと思います。
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