正直なだけでいいの?
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投稿日:2009/06/05 |
お母さんにウソをつき苦しい経験をしたリピー。これから本当のことだけを言おうと誓ったのですが、本当のことを言うたびに周りの人たちは不機嫌になってしまいます。
主人公のリピーは、かつての息子の姿そのものでした。息子もかなりの正直者(笑)で、「ぼくは、親切に教えてあげたのに…」と、やはりリピーと同じく混乱していました。そんな時は、親がどんなに易しく説明したつもりでも理解までにはほど遠い感じでした。
この本は、ただ正直(本当のこと)に言うだけでは、相手を傷つけることもあるんだよ。正直+α(思いやる気持ち)がとても大切なんだよ。
と、親(私)が本当に伝えたかったことが、わかりやすく描かれています。きっと、子供も親から言われるより すんなり理解できるのではないでしょうか。
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私にはちょっと…
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投稿日:2009/06/05 |
大人向けで評価も高かったので読んでみましたが、私には、ちょっと心の置きどころに悩む作品でした。
自分のすべてを惜しみなく与える木には、これは無償の愛なの?と疑問を感じ、愛されていることを知り、次々と要求するぼうや(人間)の傲慢さが気にかかり、木と人間、どちらに目(心)を向けたらいいのかわかりませんでした。
読み終え、2人の関係は神と人間(?)と考えて少し納得しました。
私はあまり共感できませんでしたが、一読の価値はある作品だと思います。
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スズキコージさんに、してやられたり!
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投稿日:2009/06/03 |
電気ガマのガマ夫くに、電気そうじきのゾウばあさん。
まずは、登場人物のネーミングと設定にフフッと小笑。
そして、「えっ!?」と思うほど短く、ナンセンスなお話に
最初は???なのですが、読み進むうちに、
そこはかとなく可笑しさがこみ上げてきて、
思わず、フフッ&ニヤニヤ。
子供に「あなた好みだと思うよ!」と本を渡したら、
やっぱり、母と同じく フフッ&ニヤニヤ。
親子共々、スズキコージさんに「やられた〜!」って感じです。
この不思議な世界を、説明するのは難しいのですが、
しいて言えば、コメディのような…?漫画のような…?
とにかく、フフッ&ニヤニヤ連続のお話が12話も載っていて、
コージワールドをたっぷり堪能できる本です!!
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人間の真理
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投稿日:2009/05/31 |
鬼に唾をかけられて、透明になってしまった男のお話です。
この男、元に戻りたいと観音様に願いながら、盗みをはたらき金持ちを夢見る。そんな都合のいい事あるわけないじゃない!!これで元に戻れるの?と思いながらも、古今東西、これが人間の性なんだよな〜と ちょっと可笑しくもありました。男は透明人間であることを利用し、盗みからさらに極悪人になるのか?それとも改心するのか?人間の真理が映し出されたお話です。
私にとって 良い昔話 = 赤羽末吉さんの挿絵なのですが、今昔物語を絵本化したというこのお話にも赤羽さんの挿絵はピッタリ!!絵だけでも十分楽しめました。
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切なさいっぱい…
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投稿日:2009/05/31 |
今にも優しい音色が聞こえてきそうな表紙の絵に惹かれました。
ページをめくり「そして、ひとりぼっち」の言葉にドキッ!!
一瞬にしてオオカミくんの孤独感が伝わってきます。
「ピアノを聞かせて」の手紙に胸おどらせる オオカミくん。
自分のピアノ演奏を喜んでくれたみんなを想う オオカミくん。
絵本全体から、オオカミくんの優しさ、嬉しさ、そして寂しさが
溢れでて、胸がジーンと熱く切ない気持ちになりました。
本当は、決してひとりぼっちじゃない!
ピアノを通し みんなとつながっている!
わかっているけど、私には、切なさいっぱいのお話でした。
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自信過剰???
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投稿日:2009/05/28 |
布ひとふりで、ハエを7匹をやっつけちゃったお針子。
確かに、自慢したくなっちゃいますよね。でも、普通は家族や友人くらいだと思うのですが、なんと、お針子はコートに「ひと打ち7ひき」と刺繍して、世界中に知らせようとするのですから驚き!!「このお針子、単なる自信過剰でおバカな女の子なの?」と最初は思ってしまいました。もちろん、それは違いましたけどね。
お針子は、本当に勇敢(無謀?)なんです。その上、知恵にあふれた女の子でした。
「へぇ〜、なるほど!」と思わせるような知恵で、大男やいろいろなモノをやっつけちゃうんですから すごい!!
グリム童話「ゆうかんなちびの仕立てや」をもとにした再話という事ですが、もとを知らなかったので、ハエを7匹から お話がこんな展開になるなんて思いもせずに楽しめました。
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最強のはなくそ!?
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投稿日:2009/05/27 |
本をほとんど読まない息子が「読みたい!」と言ったのが、この「はなくそ」
確かに、題からも表紙の絵からも、面白そうなニオイ(臭い?}がプンプン。
お話は、もう期待以上の面白さでした。
主人公ジュールは、オオカミにつかまった緊迫事態にもかかわらず、
好きな子と一緒にいることにウットリ。今にも食べられそうな時に、
鼻をホジホジ。そして、えぇ〜!食べちゃった!!
そんなジュールの下品な行為を目にしたオオカミの表情が、また面白い!
息子より母の方が先に、ギャハハハ!と声を上げて笑ってしまいました。
子供に受けること間違いナシ!! とにかく笑えるお話です。
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素直な気持ちが必要…?
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投稿日:2009/05/26 |
落合恵子さんと和田誠さんのコラボなので、選びました。
パパが「はらっぱを持っている」と言うと、ママは「しまを持っている」と言う。
ママの自信ありげな態度に、右往左往するパパは楽しいし、
こんな家族ってステキだなと思うのですが…
私が期待し過ぎたのか、1回目は???
何度か読んでも、わかるような…?わからいような…?
素直な気持ちと、想像力が必要な作品だと思います。
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嬉しすぎて、お手紙 読めませ〜ん
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投稿日:2009/05/25 |
絵本の主人公からお手紙が届くなんて、感激!!
本が届いた日、私は大興奮で「ぐりとぐらからお手紙が届いたんだよ!ばばばあちゃんからも来たんだよ!」と本を両手でかざしながら子供に報告。あまりの母の興奮ぶりに呆れたのか、子供は「あっ、そう。よかったね。」と冷たい態度(笑)
そんな冷たい態度にもめげず、本を開いてみたのですが…
嬉しすぎて、手がふるえて、封筒から手紙がなかなか取り出せません。やっとの思いで取り出しましたが、今度は、読んでしまうのがもったいなくて、手紙を開くことが出来ません。また、そーっと封筒に戻しました。その日は、封筒の上から手紙をなでておしまい。
この本は、子供はもとより大人も本当に感激しますよね!!
お手紙だけではなく、巻末の広場に集まっている沢山の主人公たちを見ていると、子供と一緒に読んだ時の思い出がよみがえり、思わず笑顔になっちゃいます。
ちなみに、絵本が届いて数日経ちますが、お手紙はまだ読めません。
早く読みたいような…、もったいないような…、
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クラゲと一緒にゆ〜ら、ゆ〜ら
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投稿日:2009/05/24 |
息子は、小さい時からクラゲ大好き!!
海の図鑑を見ても、水族館に行っても、キレイな魚や かわいいイルカに目もくれず、クラゲだけをジーっと見つめていました。そんな息子に最初は???の母でしたが、一緒に見ているうちに「クラゲって、キレイ!」と思うように…。
そんな我が家に、まさにピッタリの本でした。
いろいろなクラゲを、美しい写真と、お父さんが子供に語りかけるような やさしい文章で教えてくれます。なんと言っても、クラゲの赤ちゃんが、どうやって生まれ成長していくかにはビックリ!!息子と二人で「へぇー、そうなんだ〜。」と言いながら楽しく読みました。
クラゲの美しさ、一緒に海中を漂っているような ゆらゆら感を満喫できる本です。
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