![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
見知らぬ町で途中下車することになったフランツは、駅で聞いた「深夜画廊」という名の書店に心ひかれた。夜間専門の古本屋で、2階は画廊になっているらしい。なにげない思いでその店をたずねたフランツは、そこで運命を変える不思議な体験をすることに。 『ドローセルマイヤーの人形劇場』(あかね書房)、『アルフレートの時計台』(偕成社)に続く、ドイツの架空の町、イェーデシュタットを舞台にした幻想譚。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
何かに迷っていたり、悩んでいたりする時に、ふと書店や図書館へ行った時に、気になって手に取った本が、意外に自分のその時の気持ちにマッチしていたり、生きるヒントを与えてきることがあるのではないだろうか?
途中下車した街でヒントを得た主人公のように、自分も大切なものが何であるかを見直してみたくなった。
高学年以上向きだと思われるが、進路に迷った中学生・高校生が読んでもよさそうと思った。もちろん大人も。 (はなびやさん 50代・ママ 男の子15歳)
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