![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
シャン州のインレという湖の上。ここで、10才のスミンミャがくらしています。水上にたてられた家から舟で市場へでかけたり、湖で浮き輪をつけて水浴びをしたり。湖上でくらす知恵が脈々と受けつがれてきたこの場所で、スミンミャは、湖の上の学校へ通い、放課後は塾で勉強をしています。スミンミャの将来の夢は、学校の先生。でも、お父さんは、「スミンミャは勉強がよくできるから、ヤンゴンのような都会にあるいい大学に入って、外国にでていけるような仕事についてほしい」と思っています。ミャンマーの独特な服装や食文化も面白い1冊です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
シャン州のインレー湖で水上生活をするインダー族の一家の日常を紹介した写真絵本。ミャンマーにはいろんな民族が住んでおり、気候や食事や生活もいろいろあるようだ。
昔はビルマ、1989年からミャンマーに国名が変わった。アウンサンスーチーさんのニュースで主に報道されることが多い国で、それ以外はお茶の料理などしか知らなかった。
最近は珈琲の栽培なども力を入れていたり、寄付が多い国として有名だったり(仏教国)、ネットの普及のお陰でいろんな情報が入ってくるようになった。
この絵本にあるような、普通の人の暮らしや、小学校の様子、お寺の様子や水上生活の様子などはめったに知る機会がないので、大変興味深く見ていた。特に顔に塗るタナカというミャンマーのスキンケアについては、かわいい上にうれしい効能もあるようで、ずっと続けてほしいと思う。納豆のおかずや昆虫のおやつなど、驚くことも多いが、なんだかみんな幸せそうな笑顔でうつっているのが印象的だった。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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