シャン州のインレー湖で水上生活をするインダー族の一家の日常を紹介した写真絵本。ミャンマーにはいろんな民族が住んでおり、気候や食事や生活もいろいろあるようだ。
昔はビルマ、1989年からミャンマーに国名が変わった。アウンサンスーチーさんのニュースで主に報道されることが多い国で、それ以外はお茶の料理などしか知らなかった。
最近は珈琲の栽培なども力を入れていたり、寄付が多い国として有名だったり(仏教国)、ネットの普及のお陰でいろんな情報が入ってくるようになった。
この絵本にあるような、普通の人の暮らしや、小学校の様子、お寺の様子や水上生活の様子などはめったに知る機会がないので、大変興味深く見ていた。特に顔に塗るタナカというミャンマーのスキンケアについては、かわいい上にうれしい効能もあるようで、ずっと続けてほしいと思う。納豆のおかずや昆虫のおやつなど、驚くことも多いが、なんだかみんな幸せそうな笑顔でうつっているのが印象的だった。