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こわいもの知らずのメイは、迷子になってもへいきな顔。 後ろから、たくさんのオオカミがついてきているとも知らずに……。 「あらしのよるに」の主人公、ヤギのメイの子ども時代が絵本に!
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あらしの夜、ガブと出会って、不思議な運命をたどるメイが子どもの頃のお話です。
メイは元気で明るい子ヤギです。おかあさんを亡くしたメイは、おばあちゃんに育てられました。いつも危ない思いをするメイの様子を心配しているおばあちゃんですが、メイは、どんな時でも、絶妙なタイミングで難を逃れるのです。
この頃のメイの様子から、ガブとのやり取りがつながってくるお話です。それにしても、なんて運の強いメイなんでしょう。逆に、おおかみさんが気の毒に思えてくるほどでした。
ハラハラドキドキの『あらしの夜に』シリーズとは対称的なお話で、明るい気持ちで読むことができました。 (おしんさん 50代・ママ )
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