あらしのよるにのメイが子どもの頃のお話です。
メイは、運の強さで様々な危機を乗り切ってきました。オオカミの大群に狙われた時も、本人はそんなことも知らない間に、あっさりと乗り切ってしまいました。
仲間の元に戻ったメイが「ほんとオオカミでも出たらもっとおもしろかったのに。」と言って仲間を呆れさせます。
一度こわい思いをすれば、わかるのでしょうが、運の強さで乗り切ってしまったメイは、呑気です。
こわさを知らない子どもに、言い聞かせるのは大変です。これは、動物も人間も同じでしょうか。
日々、育児に奮闘する私はそんな思いで見てしまいました。