![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
いっしょに、たのしい空のぼうけん!
ある日、たろうくんは「ひこうきみたいにとんでみたいな」と、お父さんに話しました。すると、お父さんは「それなら、いっしょにとんでみようか。こっちへおいで」と、たろうくんをよびました。お父さんに言われるまま、たろうくんはあしの上にのり、うでを広げると、目の前はひこうじょうにへんしん。そして次のしゅんかん、たろうくんは、ひこうきのように空をとんでいたのです! ひこうきのように空をとぶことができたたろうくんは、町をとおりぬけ、山をこえ、雲のなかもどんどん進んでいきます。はたして、進んだ先には、なにが待っていたのでしょうか。
子どもがあこがれる、空のたのしいぼうけんを、講談社絵本新人賞受賞作家のはっとりひろきさんが、たのしく、力強く描きます。
《作者はっとりひろきさんからのメッセージ》 あの時、あの瞬間、確かに僕は空を飛んでいたのです。子どもの頃の、そんな時間 、そんな気持ちを思い出しながら作りました。ぜひ「たろうごう」と一緒に感じていただければと 思います。
読み聞かせ3歳から ひとり読み5歳から
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
子どもを持ち上げてヒコーキぶんぶん、父にしてもらったこと、子どもにしたことがかすかに思い出されます。
された時もした時も、この絵本のようには空想できなかったし、そこまで想像力もなかっただろうと思うと、この絵本は父親のスキンシップへの懐古なのでしょう。
単純なごっこ遊びですが、何世代につながる、父親の愛情表現として存在感のある絵本です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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