![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
宇宙への夢が広がる宇宙飛行士がかいた絵本
小さいころクリスは、月面着陸をテレビで見て、宇宙には真っ暗な闇が広がっていることを知り、その闇を探検したいと思う。作者クリスの実体験をもとに、夢を持つことのすばらしさ、宇宙の魅力を教えてくれる絵本。
宇宙でデヴィッド・ボウイを歌って一躍有名になったカナダの宇宙飛行士クリス・ハドフィールドの待望の絵本。 カナダ人としてはじめて宇宙飛行士になった彼が、最初に宇宙飛行士を夢みた体験を元に、物語を書きました。 子どもは、暗闇が怖いものです。 主人公の少年も、真っ暗闇が怖くて仕方ありませんでした。だって、エイリアンが出てくるかもしれないから・・・。そんな少年の夢は、宇宙飛行士になることでした。ある日、本物の宇宙飛行士が月に降り立つ映像をテレビで見て、彼は、びっくりしました。宇宙に行くことを夢みていたけれども、その宇宙はこんなに真っくらだったなんて知らなかったって。宇宙には、これまで見たことがないほどの闇が広がっていたのです。そして彼は、変わりました。闇は怖くないんだって思えるようになったのです。宇宙の闇を探検したいと思うようになったのです。
作者のクリス・ハドフィールドは、「夜のやみは、夢を生み出し、朝の光は、その夢を実現するためにある」と読者へのメッセージで述べています。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
本当の宇宙飛行士さんが書いた、実話絵本と知ってビックリしました。
月に人が初めて降り立つところをテレビで見て、闇が怖かった少年が変わりました。
それだけ宇宙の闇は魅力的だったのですね。
夢をかなえたクリスさんは、未来の宇宙飛行士たちにエールを送っているようです。
(ヒラP21さん 60代・パパ )
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