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ゆきのけっしょうのあかちゃんがうまれて、大きくなって、形をかえて、空からおちてくる。 ひとつとしておなじ形がない、ふしぎで、きれいなゆきのけっしょうの写真絵本。

一年で一番寒い、そして「現物」を見るチャンスを得やすいこの時期に、特に子供たちに紹介したい本。
雪合戦や雪だるま造りも、もちろん楽しいけれど、舞い降りた雪の結晶を虫眼鏡で見てほしいなと思わされます。
雪の結晶って、どれも完全な幾何学模様をしているのだとおもっていたけれど、違うんですね。
欠けたり、絡まったり、想像しているよりも複雑な形をしている。
その雪の結晶の原料がもしかしたら、ながれぼしの星のかけらだって可能性もある。なんて素敵なんでしょう。
滅多に雪を見ることのない、暖かい地域への子どもの贈り物にも良さそうですね。 (だっこらっこさん 40代・せんせい 女の子10歳)
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