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友達になった〈ゆきだま〉をおうちへ連れて帰るため、雪の中でバスを待ち続けるもぐらくん。ようやく乗れたと思ったら、ゆきだまはいつの間にか消えてしまいました。
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とても温かで素朴なお話でした。
引っ越してきたばかりで友達のいないもぐらくんは、雪だるまと友達になりました。
でも、友達を家に連れて帰ろうとするけれど、どのバスの運転手にも、雪だるまは乗せられないと断られてしまいます。
雪だるまを友達とみなして一緒にバスに乗ろうとするもぐらくんの思いは、子どもならではの発想ですね。
ところで、ラストに現れた雪だるまは、一緒にバスに乗った雪だるまでしょうか?
それとも、おばあさんが作った雪だるまでしょうか?
最後の見開きに、もぐらくんとは別の足跡があるので。
私は、もぐらくんから話を聞いたおばあさんが、もぐらくんのために早起きして作ったのではないかと思うのですが……。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子21歳)
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