キエシェはね、もりのねこ。もりのねこ? そう、もりのねこ。キエシェは、じっとみみをすましている。なにかをそっと、まっている……。深い森の奥にある猟師小屋。移り変わる自然の中で暮らす猫と猟師の姿を描く。
シベリアの漁師小屋で暮らす実在の猫をモデルに作られた絵本と知り、読みたいと思いました。
村で生まれたほわっほわのねこキエシェ。森の中で大事なお仕事をしています。
あべ弘士さんの絵は、いつも生き物の息づかいが聞こえてきそうなくらい生き生きとしていて、見ていてエネルギーをもらえます。
読んでいると、まるで森の中にいるような気分になれる作品でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子15歳)
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