![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
まっくろなからだに黄色の大きな目。まっしろなからだにきれいな緑色の目。 二ひきの可愛いこねこさんたちは、くろねこさんとしろねこさんです。 とっても仲良しの二ひき。今日も一緒に遊びに出かけます。 「あれ! くろねこさん どこいった?」 建物のかげに入ると、くろねこさんの姿が見えなくなるよ、どうして? 「おや! しろねこさん どこいった?」 今度は、洗濯ものの真っ白なシーツの前を歩くしろねこさんの姿が見えない! その後も、白と黒の柵を通ったり、つちぼこりをかぶったり、水たまりに入ったり。くろねこさんとしろねこさんの対極の体の色は、場所によって見え方が変わったり、見分けがつかなくなったり。 こんな風にこねこさんたちと散歩をしながら色の不思議を体験できる、小さな子どもたちから楽しめる認識絵本なのです。でも、和歌山静子さんの描くこねこさんたちの表情の愛らしさは、年齢を越えてみんなが夢中になってしまいますね。 「おかえり!」 おうちに帰ってきた二ひきのごはんを食べる姿といったら・・・。
くろねこさんやしろねこさんを探したり、次はどうなっちゃうのか予測をしたり、親子で会話をしながら楽しんで読んでくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
「くろねこさん しろねこさん あそびに でかけた。」「あれ! くろねこさん どこいった?」「おや! しろねこさん どこいった?」しろとくろ、対局にあるふたつの色をしたねこが、おさんぽに出た先のさまざまな場所によって見えたりみえなかったりすることで、色の見え方の不思議を楽しむ認識絵本です。和歌山静子さんの描く、しろとくろのシンプルな絵が、子どもたちにわかりやすく内容を伝えます。親子で一緒に「しろねこさんはどこ?」「くろねこさんは、みつけられる?」など、コミュニケーションを取りながら楽しめる絵本です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
表紙の2匹並んだかわいいねこに惹かれて手に取りました。
くろねこさんとしろねこさんが2匹で仲良くおでかけします。建物の影ではくろねこがみえなくなり、洗濯物のシーツにはしろねこが見えなくなります。
でも猫の目だけは見えていて、子供が「ここにいるよね」と見つけて嬉しそうです。
つちほこりをかぶって、2匹ともに灰色になってしまっても、猫の目の色でどちらがどちらかわかってニッコリでした。
裏表紙の丸くなって眠る2匹もとってもかわいいです。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子7歳、男の子4歳)
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