
ももんちゃんが泣いているうさぎさんの背中を、とんとん、とんとん。 「いっしょに ここに いてあげるね」だって。 うさぎさんは安心して、にっこり笑顔に。
すると今度は、ブギャアー! と、けんかしながら泣いているぶたさんたち。 ももんちゃんはまた、とんとん、とんとん……。 ぶたさんたち、落ち着いたみたい。
ところが、ももんちゃんもころんでしまって、えーんえーん! やってきたくれたのは、おなじみのおともだち、きんぎょさんです。 きんぎょさんの、とんとんは……!?
やさしくてあったかい気持ちが心地よい言葉といっしょに伝わります。

そばにいてとんとんしてあげると、心が落ち着いてきますよね。
ももんちゃんが、とっとことっとこ歩いていくと、いろんなお友だちが泣いています。
そんな時はそばにいて、スキンシップのおまじないですね。
ほとんどオノマトペだけで進んでいくお話ですが、情景情感を見事に表現しています。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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