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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
『火城』(かじょう)の舞台、そこはアジア・太平洋戦争中の1938年、日本軍が迫る中国の町長沙。そこに住む一人の少女の目から見た町の混乱、そして町は大火により五日間燃え続け、古い町はすべて燃え尽きてしまった…。日本・中国・韓国の絵本作家12人の協力で実現した平和を訴える絵本シリーズ7作目。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
戦争に翻弄される中国人民を描いています。
日本の侵略から逃れようとしているところに火の海。
中国軍が侵略者に物資を渡さないための作戦のようですが、どこの国でも、一番の犠牲者は一般国民だと感じました。
くすんだ絵は、失った幻影としてとらえているからでしょうか?
見づらい絵の中に、目を凝らすと様々な日常が埋め込まれていました。
表裏の表紙裏と表題紙の絵が比較的明るいために、中身はとてもキナ臭く感じます。
中国の人はこの絵本をどのように読むのか、とても気になりました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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