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広場に大きなチョコレートクリームのついたカステラが落ちていました。 はじめにみつけたのはありんこのチイちゃんたちでした。
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息子が保育園で読んで面白かったと、図書館でリクエスト。
いつもは紙芝居に心の中で難色を示す私ですが、
かこさとしさん作とあって、
大賛成で借りて来ました。
神社に落ちているチョコレートカステラをめぐって
アリンコさん達の話が進んでいきます。
消防や警察、救急車等総動員で、
チョコカステラを処理しようとするアリンコさん達。
いろいろ頑張ったけど最後は犬に一瞬で食べられ、
大泣きをするのでした。
「みんな頑張ってたのは結局チョコが食べたかっただけかい!?」と
つっこみたくなる最後のあっけないオチ、
かこさとしさんらしくてとってもいいなあと思いました。
さらに、
そんなはずないと分かっていても、
もしかしたらアリさんたちの世界では本当にこういうことが・・・!?
と、思ってしまいそうになるところ。
大人でさえ物語に引きずり込まれてしまうのは、
かこさとしさんの作品の魅力です。
紙芝居を読んでいる間、チョロっと5歳の息子の反応を
観察していましたが、
本当に眼をキラキラさせて紙芝居に見入っていました。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子0歳)
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