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自然の恵とみんなで拓いた土に生かされた飯舘村を放射能に追われ、長引く避難生活、そこでの無念さや苦悩…、避難指示の解除とともに自主的に帰村した人たち(サマショール)の農業再開の取組みと願いや夢を伝える。

避難指示は解除されたけれど、長い年月に回収され蓄積された汚染物質と同居するような村を目にしました。
村に戻りたいという気持ちと、村にはもう帰れないという気持ちで、出なければいけなくなった仮設住宅の村民たちは複雑な思いで、別れていくのでしょう。
この絵本で紹介された佐藤さんには、村に対する愛着の深さと、そこで生きようとする強い決意を感じました。
厳しい現実の中で、復興を願わずにいられません。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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