
スタンダードな日本の民話をスギヤマカナヨ がユーモアたっぷりに読ませます。
十二支以外の動物もたくさん登場して、おかしなエピソードが満載です。 クジラやタコ、クマ、リス、カラス、ハクチョウ、カエル、ネコたちは、どうして十二支に入っていないのかな? かけっこが自慢のウサギは、なんで一番じゃないんだろう? “雲の上までひとっ飛び”のはずの竜も、どうして5番目なんだろう? こんな「?」の理由を愉快に紹介します。
『じゅうにしの はなしの つづき』では、 十二支に入れなかったネコが新しい十二支を提案します。 併せてお楽しみください。

十二支の話は知っていると思っていましたが、知らないストーリーがあっておもしろかったです。
自分の力で辿り着こうとしたへび、へびを見守った龍、犬と猿が喧嘩したから、鶏が仲介してた話など、初めて知ったので、勉強になりました。
犬猿の仲はここからきているのかなと思ったり。
そして見守った龍へのお礼として、ヘビが順番を譲るなんて、「あら、ステキなお話」とビックリしました。
(ちびっこおばちゃまさん 30代・その他の方 男の子3歳)
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