![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
「ぽっつん ととと……」と、雨が降っています。でも、あーちゃんは雨が大嫌い。つまらないなとすねていたところ、外でへんな声がきこえました。「ぽっつん とととは あめの おと……、けほっ」「つまらなかったら、ぼくんちに いらっしゃい!」それは、かえるくんでした。「あめの ひは、たのしい ことが、いーっぱい!」これをきいたあーちゃんは、かえるくんの家に遊びに行くことにしました。ねこのミーミも、ぶたのぬいぐるみのグータンも、おもちゃばこにいた、さるも、うさぎも……、全員でお出かけです。「ぽっつん とととは あめの おと」と、みんな楽しそうに歌いながら歩きました。かえるくんの家では、かえるくんのお母さんが料理をつくって大歓迎。森の仲間たちも加わり、ワイワイと盛り上がってしばらくたった頃でした。あーちゃんは、外の様子の変化に気づき、「あっ!」……
陰影の美しい絵とともに読む、心がスーッと晴れるファンタジー絵本。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
繰り返し出てくる、「ぽっつんとととはあめのおと」のフレーズが、期待感に溢れていてとても楽しい絵本です。
かえるさんのお家で開かれる大パーティですが、集まってくるお客さんたちがバラエティに富んでいるのも良い絵本です。
雨の日も、この絵本で読んで、明るく過ごしたいですね。
(ヒラP21さん 60代・パパ )
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