![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ねみちゃんの写真をとることにしたねずみくん。 すると、「いいなぁ ぼくらもとってよ」と動物の仲間たち。 「しょうがないなぁ はい チーズ」。 しかし、うまく写真に全員おさまりません。 そこで「自分の自慢で大切なもの」だけをうつすことにしました。 ぞうさんは鼻、ライオンさんはたてがみ。 さて、ねずみくんの自慢で大切なものは……?
ねみちゃんとねずみくんの絆に心がポッと温まる、身近にある大切なものに気づかせてくれるお話です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
亡くなった上野紀子さんの、これまでの絵本の中から切り取った絵を編集し直してまとめた絵本だということです。
その経緯を知ったうえでこの絵本を読み直すと、何とも意味深い思いになりました。
ねずみくんは、今までの思い出を形にするために、カメラマンになったのでしょうか。
みんなの集合写真ではなく、みんなの大切なものの部分をまとめて映した写真が暗示的です。
最後の絵は、ねずみくんがお別れを告げているようです。
上野紀子さんのご冥福をお祈りします。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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