
みけねえちゃんに いうてみな モフモフさいこう! 友達のはるきくんの様子がこのところ変なのだと、ともくんはみけねえちゃんに訴えます。これまで一緒に楽しんでいたことに参加しなくなったというのです。困っているともくんをほっとけないみけねえちゃん。さあ、出番ですよ!
編集者コメント 前作『みけねえちゃんに いうてみな』には多くの同じ感想が寄せられた。「みけねえちゃんが家にいてくれたらいいのに…」だ。それほどに、言いたいことを言わない、言えない、言いたくない、けれど困っている人が多いということなのだろう。本作では、さまざまな家庭環境がある中で、ともだちと調子を合わせたいが合わせられない、でもそのことを知られたくない子の心に、みけねえちゃんが迫り寄り添う。自分を責め続けないで…。

みんなと一緒に遊べない理由を知って、うなずいてしまいました。
何でもないようなことが、人につらい思いをさせていることってあるんですよね。
物語では、みけねえちゃんが問題解決にひと役かいましたが、実際にはどうなんだろうと考えられることが大事ですね。
子どもの世界にも、人知れず貧困差別が入りこんでいくこと、社会の仕組みとして考えると、ちょっと切ないですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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