![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
砂漠の真ん中に住む王さまは、わがままで、いつも怒ってばかり。こんなに悪い王さまなんて聞いたことがありません。でもある日・・・。阿部肇が新境地の画風で挑む創作民話絵本。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
タイトルに「悪い」が2回もつく王様のお話って、どんなお話なのかなと思い、読んでみました。
ワガママな王様は気に入らないことがあると、家来に「首をはねるぞ」と脅します。
家来はみんな嫌になって、お城から逃げ出します。
確かに、こんな王様の相手をするのは嫌ですよね。
でも怪しいおじいさんからもらった種を大切に育てるうちに、王様は改心するというお話でした。
たとえ王様であっても、一人きりで生きていくのはツラく寂しいということかなと思いました。
教訓めいたところがあって、昔読んでいた童話にありそうな絵本のように感じました。 (ちびっこおばちゃまさん 30代・その他の方 男の子3歳)
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