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「なんてぜいたくな絵本だろう!」 そう感じさてくれる、読み応えバツグンの一冊。
バナナ色の帽子に、まっかなオーバーオールがおしゃれな、おさるの車掌さん。 客車をまわり、どうぶつたちからキップ代わりのバナナを集めます。
とある客車には、ツノの生えたどうぶつたちばかり。 よくよく見ると、いちばんうしろにちいさなお客さん。 ちいさなツノをふりかざし、おおきなバナナをよっこいしょ。
食堂車だってあるんです。 バナナ料理のフルコース。 あざやかな黄色をほおばる、まあるいふとっちょなお客さん。
1ページ目からかわいさバクハツ! どことなくシュールな印象の、独特な画風がなんともクセになる愛らしさです。 線路をゆくなかですれちがう、列車にのっていないどうぶつたちにも注目してみてください。 どのページをとってもカラフル、すみずみまでキュートな一冊。
さて、終点に到着したおさるの列車は、車庫でひとやすみ。 いれちがいに出てゆくのは、まっかな色の列車。 列車を走らせているのは、どうやらおさるたちだけではないようです。 いったいだれが走らせているのでしょう? かわいい車掌の正体は、読んでからのお楽しみ・・・
(堀井拓馬 小説家)
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おさるのれっしゃのきっぷは、バナナ。車掌さんは、客車をまわってきっぷを集めます。 車両ごとに、ぎゅうぎゅうに入った大きなゾウ、小さくて「団体割引」を要求するアリ、恐そうなライオンなど、ユニークなお客さんがいっぱい。

おさるの切符は、バナナでしたが、安城のデンパークでは、汽車がてんぷら油で走っているので、使用済みの500MLの廃油をもって4歳の孫と乗ってきました。(勿論お金でも、乗れます)先日行ったばかりなので、孫のくいつきもよかったし、凄く喜んで聞いてました。おさるの列車にも、バナナを持って乗りたいと言ってました。絵もカラフルで、動物たちも観察できて楽しんでました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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