|


飯野和好が迫力たっぷりに描く、神話絵本シリーズ第3弾
ずるがしこいうさぎは、サメを怒らせて皮をはがされてしまいます。痛みに震えていると、心優しいオオナムチという神様が助けてくれました。ところが、オオナムチは荒くれ者の兄弟達に命を狙われて……。魅力溢れる神々の姿を、飯野和好がダイナミックに描く。

神話の世界のドロドロした憎しみや狂気を、飯野和好さんが迫力を持って描いています。
因幡の白兎のエピソードだけではなく、その後にオオナムチが受けることとなる、兄たちの仕打ちに、圧倒されました。
母神のサシクニワカヒメにとって、兄たちはどんな息子だったのでしょう。
神話の世界は不思議です。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
|