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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
「何か音がしていますわ」、「どんな音」、「夢の水車の軌りのような音」、びろうどの夜につつまれて静かにめぐる、本線の信号機シグナルと軽便鉄道の小さな腕木式信号機シグナレスの美しい恋の物語。小林敏也が宮澤賢治と、すべての賢治ファンにあてた熱く静かなラブレター。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
人目を避けることも出来ず、近づくことも出来ず、着飾ることも出来ないシグナルとシグナレスの恋は、電柱や倉庫の意地悪にも耐えて、何だか潔い恋でした。
初めて目にしたお話ですが、小林敏也さんの効果的な絵で、とても繊細なロマンスになっていると思います。
とても健気で、古風で、応援したくなる恋でした。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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