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くりくりおめめもそっくりな仲良しのお友だち、ぶたの「ぶう」とうさぎの「ぴょん」。あれれ、ぼうしもおんなじ、ズボンもおんなじ、もっているおもちゃまで。ちがうものも、あるのかな?
自分だけじゃなくて、一緒に遊ぶお友だちのことも気になってくる年頃に、ぴったりなこの絵本。ぶうの持ちもの、ぴょんの持ち物、それぞれが大きく描かれてわかりやすいので、小さな子でも、「おんなじ おんなじ」と指をさしながら一緒に楽しめます。お揃いを持っている嬉しさと、違うものを見つけた時の面白さが、同時に伝わってきますね。初めてのおともだち絵本として読んであげてください。
(絵本ナビ編集長)

ぶうとぴょんは靴も同じ、帽子も同じ。友だちと同じものを持っているうれしさ、同じことをする喜びを描きます。おんなじ、ちがうということに関心を持ち始めた子どもたちに。

ぶうとぴょんのように、子どもは、「おそろい・おんなじ」が大すきな時期があり、そんな気持ちを表しているこの絵本はとても気に入っているようです。
お友達と同じものをもつと嬉しかったり、大人と同じものをもてるととても得意気だったりと、日常生活の中でも、「おんなじ」好きの様子がよく見られます。
「おんなじ、おんなじ」と、台詞を真似して口ずさむ様子がとても楽しそうで、一緒によんでいて楽しい気持ちになれました。 (シリウスKさん 20代・その他の方 )
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