![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
オニガシマラソン—— それは、古今東西のさまざまなモンスターたちが一堂に会し、ナンバーワンを決める大レース!
出場選手は、ゾンビに天狗、ミノタウロス! ウェンディゴ? チョンチョン? アンドラス?(だれ?) それから、バナナの皮に、毒キノコ!?
その数、あわせて50名!!
レース開始の合図と同時に—— 竜は火を吹き、ゾンビはかみつき、魔法に、ツノ突き、冷凍ビーム!!
む、むちゃくちゃだぁ〜!
はたして完走できる選手はいるのか!? いったいだれが一位になるのか!? 前代未聞のレース、開幕!
大人気「おしりたんてい」の生みの親、トロルさんが描く、モンスターたちのドタバタ大勝負! かわいいモンスターデザインと、彼らがどちゃどちゃと入り乱れるにぎやかさを楽しみながら読んでいたら……。
「あれ、あの選手どこにいったろう?」 スタート直後でメドゥーサに石にされてました。
「なんだかこの選手、スタートしたときと、ようすがちがう……」 前のページで、ゾンビにかまれてゾンビ化してました。
同じページで同時にいろいろなトラブルが発生し、それがのちのちまでレースに影響するものだから、 「いったいなぜこの選手はこんなことに!?」 と気になって、ページを行きつ戻りつ…… それがオモシロくって、ぜんぜん先に読み進めない!
なるほど、これは絵探し絵本なのだ! と読み方をあらため、じっくり腰をすえて読み進めると——
まさかあなたが!? 意外な選手が金メダル! と思ったら、だれもが納得の乱入者があらわれて、表彰式は大混乱!? 最後の最後まで目が離せない、歴史にのこる名レースでした。
人面犬の宝探しや、乱入者の冒険など、レースとは関係のない部分にも、楽しい仕掛けやイラストがいっぱい! すべてのページに、おどろきと笑いがこれでもかと詰め込まれた、おすすめの一冊です。
(堀井拓馬 小説家)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
舞台は伝説の鬼ヶ島!世界各地からやってきたクセモノぞろいの選手たちが、オニハードなコースを力の限り走ります! 気の抜けない展開に中継も熱い!!はたして優勝賞品は誰の手に〜!? 絵探しあり、感動あり!?意外なラストまで、さあ一緒にゴールをめざせ!!
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
おもしろい!!
オニガシマでの、マラソン大会。たくさんの妖怪たちが競い合い、いろんなコースを進んでいきます。
その妖怪の戦いっぷりとかがもうすごくて、絵がおもしろくって、細かいところまで見ていたら、本当に全然すすまない。
最後の最後まで楽しんで、やっと終わった〜って思ったら、え?桃太郎?ってなって、また最初から読みなおしになるところとか、ホント上手にできてるな〜って感心してしまいました。
おすすめです。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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