![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
ある日、バス停でバスを待っていたのは、なんとクロヒョウ。どうにもかわったクロヒョウで、「のりものにのってみたい」と思っていたのです。
「のせてくださいな」
運転手さんはびっくりして、ことわります。それでもお行儀よくしていることを条件に、クロヒョウはバスに乗せてもらいます。バスが走り出すと、窓から入る風がクロヒョウの鼻をくすぐります。むずむず、むずむず……。
「ぐっおおおおん」
大きなくしゃみが出て、クロヒョウはバスを降ろされてしまいました。なにしろクロヒョウですからね。くしゃみが出てしまっただけでも、大さわぎなのです。さらにクロヒョウは、タクシーやバイク、次々に乗せてもらうのですが……。
ぴかぴかの黒い毛並みを持つ、りっぱな体をしたクロヒョウ。そんなクロヒョウが街中に登場したら、誰だって驚いてしまいますよね。ところがこのクロヒョウ、なんだかとぼけた雰囲気で、人間の世界にとけこんでしまうのだから不思議です。大人しくさえしていれば、みんなのりものにだって乗せてくれます。でも、やっぱりクロヒョウはクロヒョウ。大人しくしているのが、大変なんですよね。くたびれて、ごろんと横になっていたクロヒョウに、最後に声をかけてくれたのは?
迫力満点、けれどちっとも怖くないクロヒョウ。その表情や行動がおかしくて笑っているうちに、いつしか哀愁すら感じ、気がつけばクロヒョウを応援してしまいます。子どもから大人まで、誰もがその魅力にすっかり夢中になってしまうのです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
「のりものに のってみたい」という どうにも かわった クロヒョウが、 おぎょうぎよく すわって バスを まっていました。
「のせてくださいな」
そうして、 いろいろな のりものに のせてもらう クロヒョウでしたが……。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
クロヒョウがバスに乗りたくて・・・
運転手さんも おとなしくしていたらと 載せてあげましたが
クロヒョウは 風が気持ちよく 大きなくしゃみ
その迫力のある描き方がいい!
でも・・・ お客さんも運転手も ビックリ!
約束を守れないからと下ろされました
次はタクシー 今度は? 爪でシートをひっかいて・・・
バイクに乗ったおばさんも乗せてくれましたが・・・・ 大あくびにびっくり
でもね 三輪車に乗った おとこのこはなんて優しいのでしょうね!
クロヒョウに三輪車のこぎかた教えてあげてね ギーコギーコ
後ろから押してあげて
クロヒョウも嬉しかったことでしょうね
子供は なんて優しい心持っているのでしょうね
クロヒョウは 動物園に帰ったのでしょうかね?
おとこのこもいっしょにいったのかな〜? (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
|