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
子どもたちに大人気の民話が絵本になりました。声に出したときになめらかにつながる言葉と、格調高い日本画風の絵が、読者を民話の世界へといざなってくれます。「ぼんぼんぼわーん」のおならフレーズなど、涙あり、笑いありのお話をおとなも子どもも一体になって楽しみましょう!

とても楽しい絵なのです。とても楽しいお話なのです。
でも、巨大なおならで何が起きたのか、文章には書かれていないのです。
「ぼん ぼん ぼわあーん」という大きな字に全てを任せて、あとは絵を見て想像してくださいとばかりに、見る人をくすぐるのです。
読み聞かせをしたら、どうしても補足したくなるので、原文だけでは物足りない絵本です。
それでも絵は楽しいのです。
読み手を煙に巻くではなく、屁に巻く絵本でした。
とてもくせ者、いや、とてもくせえ者でした。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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