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島でのひと夏の生活を、詩情豊かにうたいあげた絵本が待望の復刊です。 ひとたび本を開けば、早春から夏の終わりの季節のうつりかわり、雨のにおい、風の音や、輝くような日の光を、 まるでその場にいるかのような実感をもって、感じることができます。マックロスキーの自然への愛情と、 娘たちの成長を見守る父親のあたたかなまなざしが、のびやかな水彩画と詩情あふれる言葉で見事に表現されています。 あわただしく生活している子どもたちに、豊かに流れる時間を取り戻してくれる貴重な1冊となりますように。
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美しい絵本です。言葉も絵も。
夏をすごしにやってきた一家とともに、読者もその島でいろいろ発見していくことができます。自然の静けさ、美しさ、怖さ、ありがたさ……。
読み終わる頃、何か名残惜しい感じがしました。夏休みが終わって島から帰る子どものように。本を開けばまた読めるのですが……。
とにかく、夏がはじまるころになると読みたくなる一冊です。 (あんじゅじゅさん 40代・その他の方 )
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