![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
今日も朝寝坊した会社員のほげたさん。奥さんがにぎってくれたおむすびを手に、電車に飛び乗りますが、電車は会社とは反対方向へ。気づけば、足にはトイレのスリッパをはき、眼鏡やかばんも持っていません。やがて、山の駅に到着したほげたさんは、途中で出会った同僚のほいさくんとともに山に登り、頂上で仕事を始めます。空気のおいしさに魅せられた二人は、社長以下、全社員を山の会社に呼びますが、さっぱり儲かりません。そこで社長は、山の会社は二人に任せて、再び町に帰っていきます。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
町の会社も良いけれど、山の会社ののびのび感も良いですね。
ほげたさんは、どうして時間に起きられないのでしょう。
どうして山に向かってしまったのでしょう。
きっと、それは心の叫びです。
自然の中で解放されたほげたさんは、生き生きとして見えます。
良かれと思って呼び寄せた、会社仲間には山は合わなかったようですが、それぞれの生き方があるのです。
こんな絵本を読んで、自分に問いかけてみるのも、時には必要かも知れません。
電車の中での出来事には、笑ってしまいましょう。
恥ずかしいことなんかじゃありません。
ストレスをかかえた大人にお薦めの絵本です。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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