うっかりおじさん

うっかりおじさん

  • 絵本
作: エマ・ヴィルケ
訳: きただい えりこ
出版社: 朔北社

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作品情報

発行日: 2019年08月25日
ISBN: 9784860851330

250mm×200mm・上製・40頁

みどころ

絵本を開いてすぐ、ちょっとおっかない表情をしたおじさんが、話しかけてくるところからこのお話は始まります。

「きみ、ちょうどいいところにきてくれた!
 めがねが見つからないんだ。みなかったかい?」

え? わたし?
とまどいながらも、そーっと黒ぶちのめがねを差し出すと……

「そう! これ、これ!」

おじさんがあまりに嬉しそうな顔をしているから、つい。
いたずらしたくなって、おじさんのめがねをかけてみる。
あっ、 視界がぼやけて気持ち悪い!
おじさんも怒ってる。

めがねを返すと、今度はおじさん、帽子を見なかったかと聞いてくる。
ほんとにうっかりなんだから。


……何をしているのかと言うと、絵本の中のおじさんとやり取りをしているのです。
このおじさん、すっとんきょうな顔をしているんだけど何だか憎めない。
紳士らしく素敵な恰好をしているんだけど、肝心なところで抜けている。
つまり、とってもチャーミング!

読者とやり取りをしながらこんなに笑っちゃうなんて、ありそうでなかったこの絵本。遠くスウェーデンからやってきたなんて驚いてしまうくらい、その会話のセンスが日本的なのです。日本の子どもたちも、きっと大喜びしながらおじさんに「突っ込み」を入れるのでしょうね。

おっと、わすれてた。
本作は、スウェーデンのすぐれた絵本に贈られるエルサ・ベスコフ賞を受賞されたそうですよ。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

うっかりおじさん

出版社からの紹介

スウェーデンの優れた絵本に贈られるエルサ・ベスコフ賞受賞

上品な紳士「うっかりおじさん」が大変なことに…!!

「〇〇〇みなかったかい?」と、うっかりおじさんが読者に話しかける形で、お出かけの準備が進んでいく絵本。読者は時々、めがねをかけたり、変なものを渡したり、「うっかりおじさん」との楽しいやりとりも。さてさて、身支度を整え、出かけようとするうっかりおじさんですが……。あら、大変!とても大切なものを忘れていますよ!その結末に思わず笑っちゃう、ユーモアたっぷりスウェーデンの絵本です。

ベストレビュー

ちがうちがう!

1歳娘と一緒に読みました。おじさん、なんか偉そうに我々読者に色々と言ってきますが…最後におじさん!!とこちらが突っ込みたくなります。娘も最後のおじさんの姿をみて、パンツ?!と笑いながら指さしていました。
(ままmamaママさん 40代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)

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