![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
たった10分で寝かしつけができる!? それって本当?
スウェーデンの行動科学者が、心理学的効果や自律訓練法などあらゆるメソッドを盛り込んだ “おやすみ絵本”です。 これはどうやらふつうの絵本とちょっと違うみたい。 まず、「読み方の手引き」が冒頭にあり、ゆっくり読むところや強調する箇所、あくびを入れる箇所などを解説。 そして【なまえ】と書いてある場所に、お話を聞いている子どもの名前を入れ、呼びかけながら読みすすめていきます。 子どもが一人で読む絵本ではなく、大人が読み聞かせることを前提として作られているようです。
お話は、眠りたいのに眠れないうさぎの子ロジャーと【なまえ】(子ども)が、親切な魔法つかいのあくびおじさんに会いに行くストーリー。途中、おねむのカタツムリや、ウトウトフクロウさんに出会います。 もともとはスウェーデン語の自費出版本で、著者自身が英語に訳したもの(同じく自費出版)から口コミで火がついたというのだから驚き。 「うちは10分で眠ったよ!」「うちは5分」というコメントがAmazonなどのサイトで飛び交い、イギリスの大手メディアに取り上げられ、ヨーロッパやアメリカであっという間にベストセラーになったのだそうです。
日本語版訳を監修したのは、快眠セラピストの三橋美穂さん。 音読することによって自然な腹式呼吸となり、読み手も聞き手もリラックス効果が高まるような日本語訳を工夫されたのだそうです。
さあ、ロジャーと子どもたちは、無事きもちよく夜眠ることができるのでしょうか? さーん、にーい、いーち、と“魔法の粉”をふりかけたら、たしかに眠くなっちゃいそう……。 親子で「おやすみ」とおだやかに眠りにつくために。 心地いい明日への眠りのために。 毎晩寝かしつけに格闘しているおうちでは試してみる価値がありそうですよ!
(大和田佳世 絵本ナビライター)
![おやすみ、ロジャー](/images/4864104441_20151130102105_op1.jpg)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
米英仏スペインでアマゾン総合ランキング1位の世界的ベストセラー!
読むだけでお子さんがすぐ眠る、心理学的効果が実証済みのまったく新しい絵本です。
「本当に言葉がありません! 2〜3時間かかっていた寝かしつけタイムが、12分で終わってしまいました!それもたった2ページ目の途中で」 「うちの息子は、3分ぐらいであくびを始めて、10分後には熟睡しました」 (イギリスのアマゾンレビューより)
心理学・言語学研究者の著者が、「子どもがなぜ寝たくない気持ちになるのか」を徹底的に考慮。自然に眠くなるよう「ここを強調して読み、ここであくびするように」などの細やかな指示が入っています。従来のいわゆる「おやすみ絵本」とは違ったコンセプトで、理論にもとづきお子さんをリラックスさせます。
英デイリーメール紙、テレグラフ紙、米CBSニュース、ハフィントンポスト紙、ニューヨークポスト紙等、有力メディアが続々特集。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
最初に読んで気づいたことは、私が子どもの頃、父に寝かしつけてもらった方法と似ていることでした。父は医療従事者で、睡眠導入法の講習会を受講してきて、私に実践してくれました。今回、この本を読み始めたとたん、低い声でゆっくり話す父の声を思い出し、あくびがとまらなくなりました。著者は男性ですが、読み手もお父さんが適しているかもしれません。
中学生の娘に「眠くなるから試してみて」と言ったところ、最初の1,2ページで「話がつまらなくて眠くなってきた」とすぐ寝てしまいました。
独身時代、初夏のスウェーデンに滞在したことがありますが、夜8時過ぎても外は明るいままでした。夏の夜、北欧のお子さんは、ねむくなるのでしょうか?著者はスウェーデンの方ですが、この本が出来た背景は、あの白夜のせいかしら?と憶測しました。
実は表紙のウサギが、やせていて可愛くなくて、くたびれている印象で、全く好みの絵ではないと思ったのですが、なんだか見ただけであくびが出るようになりました。私の場合は、読まなくても表紙だけで効果がありそうです。 (みいのさん 50代・ママ 男の子18歳、女の子13歳)
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