![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
緑ゆたかな、テンテル山の中腹に建つ、古い洋館「スギナ屋敷」。 そこには、お料理のだいすきな「オバケさん」が住んでいました。 オバケとはいっても、本物のオバケではありません。 緑のベレー帽がトレードマーク、オバケさんというあだ名で親しまれている彼、「オバ ケンイチロウ」は、町の料理研究家なのです。
そのあだ名のせいで、本物のオバケたちに仲間だとかん違いされているオバケさん。 今度はなんと、いじわるキツネから化かし合いの決闘を申し込まれることに!?
テンテル山のオバケたちと、スギナ屋敷に住む人間「オバケさん」がまき起こす、ゆかいな騒動を描くシリーズ二作目!
ふわふわモコモコ、シフォンケーキのオバケ、シフォンくん。 タヌキが化けた女の子、タヌダちゃん。 前作のオバケたちはもちろん、今回もあらたなオバケと、そしてなんと、かわいらしい人間の(?)ご近所さんも登場! ますますにぎやかになるテンテル山の面々に、目が離せません。
前作にひきつづき、料理研究家であるオバケさんの作る料理はやっぱりおいしそう! しぼりたてのオレンジジュース、フレンチトースト、カリカリのベーコン。 朝から楽しそうなオバケたちに囲まれ、自然豊かなテンテル山で食べる、オバケさんの料理。 こんなにワクワクさせてくれる朝食って、他にあるでしょうか? 想像するだけで、今日一日がいい日になるような心地にさせてくれます!
さて、決闘を理由にエスカレートするいじわるキツネのいたずらは、とうとう一線を越えてしまいます。 ふだんは温厚なオバケさんも、ついにはカンカン、怒り心頭!! 髪も逆立ち、ベレー帽から湯気の立つほどの激怒です!
化けることなんてできないオバケさんと、いじわるキツネの化かし合いの結末やいかに!?
(堀井拓馬 小説家)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
料理研究家のオバケさんは、オバケではありません。本名が尾羽健一郎(おばけんいちろう)。だから、オバケさんと呼ばれています。ひょんなことから引っ越してしまったオバケ屋敷でも、屋敷のオバケたちは、勝手にオバケさんを本物のオバケだと思い込んでいました。
ある日、そんなオバケさんに、いじわるなキツネが化かしあいを挑んできました。オバケさんには争う気もなかったのですが、キツネにさんざんな目にあわされて…。さあ、オバケさん、どうするの?
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
スミ丸ギツネはオバケさんに術くらべを挑みます。
でも、スミ丸の○○の術というのは悪質ないたずらばかりで、あきれてしまいました。
やまんば(山場早月)さんの協力もあって、オバケさんがスミ丸を降参させることができ、スカッとしました。
フレンチトーストが美味しそうですが、白身魚のフリッターも気になりました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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