
いすみ鉄道の運転手たちが奮闘した「菜の花列車」誕生のストーリーを、四季折々の風景を列車が走るイラストとともにたどる絵本 千葉県を走るローカル線・いすみ鉄道は、春にはあたり一面の菜の花の中を走る「菜の花列車」としても有名です。 この菜の花は元々自生していたものではなく、運転士達の長年の努力によるものでした。当初は誰からも相手にされなかった「菜の花」 活動。やがて、地域の人、周囲の人を巻き込んで大きくなり、今では全国から鉄道ファン・情景ファンが集まるまでになりました。 本書は当時の運転士への取材を重ねて史実を記した絵本です。

台風で運行できなくなった、第三セクターのいすみ鉄道を愛される鉄道に復活させた、運転士さんたちの実話物語です。
千葉県民としてはとても大切な絵本です。
赤字路線のために廃線になりかけた鉄道が、第三セクターとして再起したいすみ鉄道ですが、台風で路線を大破損してしまったときには、どうなることかと思いました。
それを復活させようと努力したのが、そこで働く方々であり、それに応援の手をさしのべたのが路線沿線の方々なのですね。
愛される鉄道として歩むいすみ鉄道、景色も良いところだし、観光スポットだし大切にしたいと思います。
本当の大変さより、美談でまとまっているところが、少し残念ではありました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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