![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
モンゴルの一番西の大地には高い山が連なり、カザフとよばれる人々が暮らしています。そこでは昔からイヌワシを使った狩りが行おこなわれていました。 エルジャンは父さんといっしょにつかまえたイヌワシの子どもの世話をして、狩りの仕方を覚えさせる訓練を始めます。まずは「呼び戻し」、その次は走る馬の上で腕に留まらせながらバランスを取る練習、獲物を捕まえる練習……最後は高い山に登って天空にイヌワシを飛ばします。 イヌワシにかぶせる帽子や腕に留まらせるための手袋を作ったり、何ヶ月も訓練をしたり、伝統文化を受け継ぐために、父さんから様々なことを学び、成長していくエルジャン??昔ながらの暮らしを守る人々を雄大な景色に描きだしました。 ユネスコ世界無形文化遺産であるモンゴル、カザフ族の鷹匠文化について取材を重ね、美しい民族衣装やカザフ模様を色鮮やかに刺繍したゲルの内部など独特な生活文化も併せて描き出しています。 巻末には、カザフ族のイヌワシ狩りについての解説と写真を掲載。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
モンゴルのウランバートル地方では、イヌワシを使って猟をするカザフ族という民族がいるのですね。
絵本の終わりの写真を見て、写真絵本もありかなぁと思わせる、実話ルポ絵本です。
イヌワシのヒナを取ってきて、実際に猟ができるまで、なんとも大変な苦労が有ることとも知りました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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