自らの母が介護老人福祉施設に入所したことをきっかけに、読み語りのボランティア活動を始めた著者が、母の介護をめぐる季節の随想、ホームでの実践を暖かい文章で綴る。お年よりと楽しむ本のリストなども掲載。
絵本は子どもや大人たちのためだけのものではないことを感じさせる本です。
高齢化社会の中で、介護福祉施設が増えつつある時代で、高齢者のケアサービスにも、絵本が役立っていることを感じました。
人間は年をとると子どもに帰っていくといいますが、高齢者向けの読み聞かせの本は、子どもとはちょっと選択が違うようです。
長い時代を生きてきたこと、安らぎを求めていること、かなり考えさせられました。
取り上げられている絵本は、子供向けのものもありますが、相手が違うと読み聞かせの取り組みも変わってくるようです。
絵本ナビも、高齢者向けのコーナーを作ると良いかもしれませんね。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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