アメリカで半世紀以上親しまれた国民的子ども番組の制作、司会を務めたフレッド・ロジャーズ。自身の闘病やいじめの経験から、自分を肯定し、自分らしく生きることの大切さを子どもたちへ伝え続けた生涯を描く。
孤独を感じたとき、自信を失ったとき、心を支えてくれるようなお話です。
いじめにあい、引きこもりであった少年が、おじいさんの一言で自分の生き方を見つけました。
「お前はお前のままで良いんだ。自分の好きな事を試してごらん。」
その一言で、それまで何事にも消極的だった少年が、心の扉を開いたのです。
少年は人々の中に入っていける青年になり、興味のあったテレビ業界に就職します。
そして、自らの経験を活かして、子どもたちに語りかける番組製作にまで取り組むことになりました。
「ロジャースさんのご近所さん」 という外国の放送番組は知りませんが、身近な人々と触れ合うという素朴な第一歩から、自己肯定感が生まれるのだということを教えられました。
自分を好きになる方法、人とご近所さんになる方法を子どもたちに伝えるようになったのです。
お互いに自分が自分のままで良いのだという自己肯定、人はその人のままで良いのだという人の存在肯定ができることが大事なのだとも教えられました。
誰でもできることだから、心がけたいと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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