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
なーんか どれも つまんないんですけどー
カエルくんは、なーんにもやりたくありません。 ともだちに相談しにいっても、 なんだか楽しそうなものがありません。 でもホントのホントは、楽しくない理由が別のところにあったのです。
『オレ、カエルやめるや』に続く、 カエル親子の陽気な会話で繰り広げられる気づきの物語。

なにもしたいことがなくて退屈で、ぶたくんやうさぎさんなど、友だちに何をしたらいいか聞きにいくカエルくん。友だちの意見を聞いても興味がもてません。その描写が共感を呼び、最後アドバイスをうけて、「なんにもしない」をするという結論がお見事です。
「オレがすることはオレがきめる」というフレーズがきいていて、その発見に思わず拍手してしまいました。子どもたちの自立をさりげなくうながす名文です。 (サニーふうさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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