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
第3集は、おもに草食の水牛の仲間である『ヌー』という動物が登場してきます。この巻では、ヌーの大きな群れがライオンに襲われ、親子のヌーがはぐれてしまいます。子どものヌーは親からはなれては生きていけないので、早くお母さんがみつからないと命の危険があります。まいごになった子ども同士がよりそって母親に見つけてもらうのを待っていました。
絵本にっぽん賞・サンケイ児童出版文化賞・国際オーナーリスト賞受賞
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乾季を迎えた草原でのヌーの移動の様子です。
移動の途中でライオンに襲われて母とはぐれてしまった4匹の子供のヌー。「おやからはなれた ヌーのあかちゃんは、ながくは いきてゆけません。」
群れて暮らす草食動物に視点を置いて見たお話です。
鋭い牙は持っていないながらも色々な知恵で生き抜いていこうとするヌーの姿が生き生きと描かれています。
迷子になった子供たちはどうなってしまうのでしょうか。
年齢を問わずにおすすめします。 (まあちゃん235さん 30代・ママ 男の子9歳、男の子7歳)
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