きょうは ママと パパと どうぶつえん みんなで ゴリラの おうちに いって くまの おかにも いったよ
ここはふしぎなどうぶつえん。 大人と子ども、同じどうぶつえんにいるのに見えるものは違うもの!?
国際アンデルセン賞画家賞を受賞している、韓国の絵本作家スージー・リー。 挑戦的で実験的な絵本作家として世界的に有名で、 邦訳作品に『なみ』『かげ』『せん』などがあり、国内でも人気です。
みんな同じどうぶつえんにいるはずなのに、それぞれ見えるものや聞こえるものは違うものなの? シンプルな文書と繊細で美しいイラストで、その見事なパラレル・ワールドを表現します。
世界各国で翻訳され、大人と子どもが一緒に楽しめる名作絵本の邦訳版が誕生!
言葉少なで、想像力を掻き立てる仕組みが詰まった絵本です。
女の子の追いかけるクジャクは、イメージの世界への案内人でしょうか。
モノトーンで描かれたオリには動物がいなくて、カラフル世界では動物とクジャクと女の子が遊んでいます。
現実でしょうか、夢でしょうか。
いなくなった女の子を探し回る両親の表情と、女の子の表情の対比も面白く感じました。
女の子は寝ていたのでやっぱり夢だったのかな。
でも、女の子の落とした片方の靴をゴリラが持っていたりして、絵本は終わります。
女の子の世界だったのですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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