![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
苦難に直面するインド・イタリア・カナダの3人の女性の生き様を描き、世界中で大ベストセラーになったレティシア・コロンバニ の小説『三つ編み』。その中でもっとも読者に衝撃を与えたインドの母娘スミタとラリタの物語が絵本になりました。 素手で上級カーストの便を処理する義務を負う生活をしている不可触民のスミタは、娘のラリタを悲惨な生活から抜け出せるよう学校に通わせたいのですが、それは容易なことではありません。命がけとも言える二人の旅が始まります。過酷な環境から抜け出すのに必要なのは意思と勇気。状況は違えども、生きにくさを抱える人へ希望を与える物語です。 本書は飾り文字が特徴的なフランス語の原書の文字をそのまま生かしたバイリンガル本となっています。 絵本を楽しむだけでなく、原文に触れることもできるためフランス語を勉強している方にも楽しんでいただけます。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
美しい表紙の絵からは想像できないほどに、ショッキングな内容でした。
「不可触民」という言葉を初めて知りました。
インドのカースト制度は知っていましたが、最下位の人たちは人非人としての暮らしを押しつけられ、差別されてきたのです。
小説の一部の絵本化だと言うことです。
もっと理解するためには必読書だと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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