![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
どんなに綺麗なものよりも、どんなに珍しいものよりも、大切なのは、相手を思いやる心。切ないまでの愛おしい気持ち……。
ラブストーリーのような物語が、美しい色彩と繊細なタッチで展開されていく、大人のための絵本です。 大きさも、『なぜ生きる』や『子育てハッピーアドバイス』などと同じ、四六版(単行本サイズ)の大人サイズ。
原作は、イギリス生まれで世界的児童書作家のトレーシー。『Hubble Bubble Granny Trouble』『Shifty McGifty and Slippery Sam』など、多数の作品があります。 イラストレーターのソフィーは、世界中に幅広いファンを持ち、『The Pony-Lovers Handbook』や『Everybody Has a Teddy』など、20年以上にわたって優れた作品を描き続けています。 翻訳は、本のソムリエとして、ユーモアあふれる評論、エッセーでテレビ、新聞、雑誌に幅広く活躍している井狩春男氏が担当しました。
見事な色彩と、登場人物の豊かな表情、ドキドキさせる冒険と心温まるエンディングが、少し長く生きてきた大人に、深い感動を与えてくれることでしょう。
大切な友人や、いつも支えてくれるパートナーへのプレゼントとしても、オススメです。 「あなたがそばにいてくれるだけで、幸せ」 そんなメッセージを、さりげなく伝えてくれる、1冊です。
(あらすじ) はるか遠く氷の国に、ルナという女の子とシロクマが住んでいました。 何をするのも、ふたりはいつも一緒です。 ある日、雪の中に咲く、きれいな1輪の花を見つけたシロクマは、それを、大好きなルナにプレゼントしました。 しかし、花は間もなく枯れて……、同時に、ルナの笑顔も消えてしまいました。 何をしても、もうルナは笑いません。 「どうしたらルナの笑顔を取り戻せるだろう」 やがてシロクマは、ルナに告げずに花を探す旅へと出ました。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
女の子のルナとシロクマのラブストーリー。
ちょっとドッキリな関係ですが、ピュアで繊細で、たまらないくらいにくすぐったい作品です。
大事な人がくれた花が枯れました。
悲しむルナに心痛めて、同じ花を探しに旅に出るシロクマ。
でも、ルナにとって大事なのは花ではなくてシロクマと一緒にいることだったのです。
大人向けってあったけれど、これは思春期の若者に薦めたい。
大事なものは何?
この物語はハッピーエンドだけど、大事なものを勘違いすると、花は咲かないからね。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|