のりもの好きな子大集合!
絵本紹介
2025.01.20
寒いのは苦手。外へはもちろん、部屋からもこたつからも出たくない。そんな冬の日でも、窓の向こうにちらちらと白いものが舞いはじめたら……思わず空に向けて手を広げたり、白一色になっていく景色に見入ったり、誰も歩いていない真っ白な道に最初の足跡をつけたり。雪を目の前にじっとしてなんかいられません!
雪をテーマにした絵本の中でも、主人公や仲間たちはとっても楽しそうにたわむれています。 おもちゃのトラックを引いて入った森。積もった雪に立ち往生しちゃったけれど、だいじょうぶ?『とっくんトラックゆきのひにぶぶー』はいわむらかずおさんの描く美しい雪景色も見どころです。雪が積もりゆく街の風景とウキウキする男の子の気持ちがシンクロしていくシュルヴィッツの『ゆき』。雪だるまを作ったりソリ遊びをしたり、男の子とお母さんの、雪の降った日の思い出がぎゅっと詰まった ジョン・バーニンガムの『ゆき』。同じタイトルのこの2冊は、それぞれにちがう豊かな雪の表情を見せてくれます。
今年の冬は、どのくらい雪に会えるでしょうか。なかなかチャンスがない子どもたちも、絵本を開いて一面の銀世界に飛び込んでみてください。
出版社からの内容紹介
人気絵本作家なかやみわさんが描いた大人気の「こぐまのくうぴい」!「こぐまのくうぴいえほんシリーズ」初のしかけ絵本が登場です!さわってびっくり!?雪だるまや雪、雲などの白い部分がふわふわしていて、手ざわりのよさを楽しめます!それだけではありません!なんと、星や雪の結晶がキラ☆キラ☆光るラメ加工がされているんです☆読んで見てさわって楽しめる、心温まるストーリー。さあ、くうぴいと一緒に迷子の「きらきらちゃん」を仲間のところへ帰してあげてくださいね♪
この書籍を作った人
埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン教室卒業。企業のデザイナーを経て、絵本作家になる。 主な絵本に「そらまめくん」シリーズ(福音館書店・小学館)、「ばすくん」シリーズ(小学館)、「くれよんのくろくん」シリーズ(童心社)、「どんぐりむら」シリーズ(学研)、「こぐまのくうぴい」シリーズ(ミキハウス)、「やさいのがっこう」シリーズ(白泉社)など多数ある。愛くるしく魅力的な登場人物を描いた絵本作品は、子どもたちに絶大な支持を受けている。
出版社からの内容紹介
とっくんは、雪の日におもちゃのトラックを引いて出かけました。ところが林に入ると、積もった雪でトラックが思うように動きません。すると動物たちがあらわれて、トラックを押したり引いたり、雪かきしたり。そうしてできた”とっくんトラック道路”には、ほかの動物たちもやってきて……。
この書籍を作った人
1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひきのシリーズ」、エリック・カールとの合作絵本『どこへいくの?To See My Friend!』(童心社/アメリカ、ペアレンツチョイス賞)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)、「トガリ山のぼうけん」シリーズ、「ゆうひの丘のなかま」シリーズ(理論社)などがある。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。栃木県益子町在住。
出版社からの内容紹介
『よあけ』の作者シュルヴィッツの新作。雪が積もりゆく街の風景と、雪を愛でる男の子のうきうきした気持ちを描いた美しい絵本。
この書籍を作った人
1935年ポーランド ワルシャワ生まれ。1959年アメリカに渡り、2年間ブルックリンの絵画学校で学ぶ。「空とぶ船と世界一のばか」(岩波書店刊)でコルデコット賞受賞。他に「あめのひ」(福音館書店刊)などの作品がある。東洋の文芸・美術にも造詣が深く、この「よあけ」のモチーフは、唐の詩人宗元の詩「漁翁」によっている。
この書籍を作った人
東京生まれ。出版社勤務を経て、翻訳家・編集となる。JBBY会長、「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。青山学院女子短期大学教授。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね書房)など。アフリカ系アメリカ人を主人公にした絵本の翻訳に『ローザ』『わたしには夢がある』『つぼつくりのデイブ』『かあさんをまつふゆ』『むこうがわのあのこ』『川のうた』『リンカーンとダグラス』(以上光村教育図書)、『ひとりひとりのやさしさ』(BL出版)、『きみたちにおくるうた』(明石書店)、『イライジャの天使』(晶文社)、『ふれ、ふれ、あめ!』『ぼくのものがたり あなたのものがたり』(以上岩崎書店)、『じゆうをめざして』(ほるぷ出版)などがある。翻訳で産経児童出版文化賞、日本絵本賞、ゲスナー賞などを受賞している。訳書に『ゆき』『シャーロットのおくりもの』(ともにあすなろ書房)、『くらやみのなかのゆめ』(小学館)、『ひとりひとりのやさしさ』『やくそく』(ともにBL出版)など多数。
出版社からの内容紹介
小さい人が最初に出会う絵本として、定評のあるシリーズです。
何気ない日常生活のスケッチの中に、子どもが感じ取ったドラマを伝えています。
雪がふったある日のこと、男の子はお母さんと雪だるまを作ったり、
ソリに乗って遊んだりします。雪のふった日に読んであげたい絵本。
この書籍を作った人
1936年イギリスのサリー州に生まれる。若いころは、兵役を拒否し、さまざまな仕事をしながら世界中をまわった。その後、ロンドンにある美術学校に通いながらイラストの勉強をし、ポスターなどを描いていたが、はじめて手がけた絵本『ボルカはねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、絵本作家として鮮烈にデビューした。その後『ガンピーさんのふなあそび』で再度受賞し、この賞を2度受賞したはじめてのイラストレーターとなる。『ガンピーさんのドライブ』『おじいちゃん』『ねんころりん』『旅するベッド』『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』など多数の作品を発表しており、いま、世界で最も注目されている絵本作家のひとり。夫人は著名な絵本作家であるヘレン・オクセンバリー。
この書籍を作った人
1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、「まり」(クレヨンハウス刊)、「わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。
出版社からの内容紹介
人の心を氷のように冷えさせるという悪魔の鏡によって、カイはなかよしのゲルダのもとを去り、雪の女王に囚われてしまいました。ゲルダはカイを救おうと、雪の女王のお城へ出かけていきます。87年刊の新装版。
この書籍を作った人
1805年、デンマークのオーデンセに、貧しい靴職人の子として生まれたアンデルセンは、幼少の頃から父にアラビアンナイトなどの物語を読み聞かされ育ち、その父が早くに亡くなった為に学校を中退します。俳優を志してコペンハーゲンへ行くものの、途中で挫折。その後も挫折を繰り返しながらも大学を卒業します。国外を遊学した後、30歳の時、イタリア旅行の体験をつづった「即興詩人」を出版、作家として認められます。同年「童話集」を発表し、それ以降、70歳でなくなるまでに、『おやゆびひめ』『人魚ひめ』『みにくいあひるの子』『はだかの王さま』など150編あまりの童話を発表し、今なお世界中の人々に読みつがれています。極度の心配性で、生涯独身だった彼にまつわる変わったエピソード(手先が器用、旅行が大好き・・・など)も数多く残されているようです。
この書籍を作った人
1942年、イギリスに生まれる。父親は建築家、母親は舞台装飾家という恵まれた家庭で育つ。幼い頃から絵が好きで、絵を描くこと、お話をつくることは彼女の楽しみで、4歳のときにビアトリクス・ポターの影響を受けてつくった初めての本は現在も残っている。ケント州のメイドストーン美術学校で学び、絵本作家のブライアン・ワイルドスミスに師事した。これまでに、グリムやアンデルセン童話の挿絵を中心に最近は創作絵本も手がける。イギリス・ケント州在住。
出版社からの内容紹介
思い込みから自由になると、毎日がもっと楽しくなる!まっしろな村をカラフルに彩る、あたたかな物語
一年中真っ白なゆきに囲まれたゆきだるまむらに、アイスクリーム屋が開店します。しばらくはお客さんがだれもこなかったのですが、小さなゆきだるまがリクエストした、オーダーメイドのアイスの帽子が大評判に! やがて特別なアイスクリームを求めて、村中のゆきだるまがお店にやってくるようになりました。そしてクリスマスを迎える頃……。 思い込みから自由になると毎日がもっと楽しくなると教えてくれる、韓国から届いた大人気絵本です。
出版社からの内容紹介
ゆきのひに、うさぎちゃんやりすちゃんと、雪合戦をしたり雪だるまを作って遊んだ、さあちゃんとゆうちゃん。夜になると、その雪だるまたちは動きだし……。
この書籍を作った人
加古里子1926(大正15)年福井県武生町(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年から出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめた。また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障がい児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補習校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行った。『だるまちゃんとてんぐちゃん』『かわ』(福音館書店)、『からすのパンやさん』(偕成社)、『富士山大ばくはつ』(小峰書店)など、500冊以上の児童書の他、『伝承遊び考』(全4巻・小峰書店)など著書多数。土木学会著作賞、日本科学読物賞、児童福祉文化特別賞、菊池寛賞、日本化学会特別功労賞、神奈川文化賞、川崎市文化賞、日本児童文学学会特別賞、日本保育学会文献賞、越前市文化功労賞、東燃ゼネラル児童文化賞などを受賞。
出版社からの内容紹介
小学校の国語の教科書にも出てくる昔話「かさじぞう」が英語と日本語の両方で楽しめます。
慶応大学・大津由紀雄教授も推薦!!
「日本語と英語、絵、そして音声素材も練って練って作られています。英語学習教材としても効果を期待できます。」
小学校英語の教材としてもおすすめです。
●日本語/中村とも子
●英語/鈴木小百合
●絵/本多豊國
●CD収録時間/24分
(英語・日本語一文ずつ交互15分/英語のみ9分)
●ページ数/24
文/竹原雅子
編集/木村春子