『どろんこハリー』の作家が贈る「ベンジー」シリーズ未訳3部作、第3弾! 作家グレアム氏からのオリジナルメッセージ&グレアム氏幼少期の写真付き!
いつも子どもたちと家の中で寝ていたベンジーは、ある日、家族にいぬごやを作られ、外で寝かされることになりました。 さびしくて眠れないベンジーは、通りを歩いて、どこかほかに眠れる場所を探しに出かけました。そして、親切なパンやさんと出会ったベンジーは、以来、そこで眠ることに。 ところがある日、パンやさんが飼っていたねこが、こねこを産んで帰ってきました。パンやさんを出て行かなければならなくなったベンジー、いったいどうなってしまうのでしょうか…。
室内犬を外に寝させるのって、ハードル高いですよね。
おまけにつないでおかないなんてありえない。
そういう現実感はさておいて、犬にも感情があること、犬がペットになった時点で、家族の一員なんだと考えさせられます。
やさしいパン屋さんがいなかったら、ベンジーは家がいやなっていたかも知れないですね。
犬の気持ちを考える絵本でした。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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