小さな島に住む人々が大津波に襲われ、多くの人が命を落とした。残された人々は、非常な苦しみのなかから立ち上がりせいいっぱい生きていく――。人の勇気と不屈の精神を描ききります。
満月の夜、長老が自分の体験した地震・津波を子ども達に語りかけます。
10歳だった長老は、漁が中心の島で満ち足りた暮らしをしていました。
ところが、海に異変が起きます。
その信じられない光景。
そして、そこから残された人々が助け合って生きていくのです。
自然災害には残念ながら人間の力は非力です。
でも、みんなで助け合って、その苦境を乗り越える力はあるのです。
そして、その経験を、語り伝えることの大切さ。
子ども向けにはやや難しい内容ですが、
立松さんのメッセージを感じ取ってほしいです。 (レイラさん 40代・ママ 男の子14歳、男の子11歳)
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