朝目覚め、縁側で息を吸い込む「おいなりさん」。朝一番にやることは、身なりを整えること。でもその方法がかなり独特! 砂糖を溶かしたしょうゆに、生姜汁を混ぜたローションをシュッシュッシュッと頭全体にかけて……。んん? なんだか変。実は「おいなりさん」、頭がいなり寿司のヒトなんです。
おいなりさんは優しくて面倒見の良い書道教室の先生。近所の人や子どもたちにも人気です。ただ、頭が重いことで、ちょっとしたハプニングが多発してしまい……。
日本家屋に住み、着物を身にまとって、日本茶をすする。おいなりさんの生活は、昭和のにおいが漂う懐かしい雰囲気がします。おいなりさんのていねいな暮らしぶりをのぞいていると、なんだか優雅な気持ちになってきます。こんな隠居生活に憧れる大人も多いのではないでしょうか?
作者は『すっぽんぽんのすけ』(鈴木出版)や『ふってきました』(講談社)など、数多くのユーモア絵本を手がける、もとしたいづみさん。そして、この愛すべきキャラクターを品よくかつユーモラスに描くのは、僧侶にしてイラストレーター、「だいぶつさま」シリーズ(アリス館)で人気の中川学さんです。この作品を作るにあたり、作家さんたちが実際「昭和の暮らし博物館」に出向き、モデルになる家や生活の知恵などを取材したそうです。見返し部分には「おいなりさん」の家の全景図や間取りのほか、暮らしの知恵なども描かれているので、そちらもぜひチェックしてくださいね。
(出合聡美 絵本ナビライター)
あたまがいなりずしのおいなりさん。ちゃがらを使って掃除したり、ぞうきんがけしたり。でも、いなりずしが大好物の人にかじられそうになって……! ユーモアあふれるおいなりさんの暮らしをちょっとのぞいてみませんか。
浄土宗西山禅林寺派の僧侶の中川 学さんのお話しらしい
京都の中京区のお寺ですね
おいなりさんをお話にしたのは 視点がおもしろい
起きてから 鏡の前で ローションつけてるの笑えました
お掃除も はたき 雑巾がけ 箒で庭を掃く
洗濯干して 私が子供のころの物干しざおと同じです
昭和の 洗濯板で洗うところ (母が洗濯していたのを思いだします)
パジャマに狐の絵柄がおもしろい(きつね)
生活感が現れ ゆったりしているな〜
ある日おいなりさんは 橋の上から 川に落ちそうに!
大変!たすけてくれたのが すきま小学校の先生
おいなりさんを 「ひとかじりさせて」と小学校の先生
ちょっと気持ち悪い!
またきたら 命拾いしたおいなりさん なんのお礼するのかな〜
続きがみてみたいですね このおはなし (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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